
海の上をぐるっと一周、足元は全面ガラス張り——釜山・海雲台の青沙浦(チョンサポ)タリットル展望台に、実際に行ってきました。結論から言うと、ここは無料でいいの?と思うくらい楽しめる海上スカイウォークです。
2024年7月にU字型へ大きく拡張されてからは、海の上を歩ける距離が約2.6倍に。海風が最高に気持ちよく、景色は文句なし、そして全面ガラス張りの区間はめちゃくちゃスリリング。ブルーラインパークの海辺列車には「タリットル展望台」という名前の停留所まであって、海雲台観光とセットで回るのにぴったりです。この記事では、実際に歩いてきた様子と、行き方・営業時間・注意点をまとめます。
タリットル展望台とは?2024年にU字型へ拡張された海上スカイウォーク
タリットル展望台(다릿돌전망대)は、海雲台の小さな港町・青沙浦の海岸にある海上展望台です。海面からの高さは約20m。名前の「タリットル(다릿돌=橋脚石)」は、展望台の先に一列に並ぶ5つの岩礁に由来します。2017年9月の開場以来300万人以上が訪れた人気スポットで、2024年7月27日、まっすぐ73mだった通路が191mのU字型に拡張されて再オープンしました。約207億ウォンをかけた大工事なのに、入場は変わらず無料です。
実際に歩いてきた!ガラス床は想像以上のスリル

入口には運営事務室と案内板があり、そこから木のデッキを進むと、いよいよ海の上へ。通路は海に向かって大きく弧を描いていて、進むほどに「海の真ん中を歩いている」感覚になります。振り返れば青沙浦の港町、正面はどこまでも続く水平線。この日は風が強めでしたが、それがまた気持ちいいんです。


そしてハイライトが、U字の先端部にある全面ガラス張りの区間。足元の強化ガラス越しに、約20m下で岩に砕ける波がそのまま見えます。頭では「大丈夫」と分かっていても、一歩目は確実に足がすくむやつ。正直、めちゃくちゃスリリングです。高いところが得意な人もそうでない人も、ここは絶対に体験してほしいポイント。

展望台からの眺めも素晴らしくて、海岸線の松林と岩場、その先に続く街並みまで一望できます。海風を浴びながらぼーっと景色を眺めているだけで、来てよかったと思える場所でした。

入口近くのフェンスには、魚の形をした木のプレートに願い事を書いて掛けていくコーナーがびっしり。韓国語だけでなく、いろんな言語のメッセージが並んでいて、眺めているだけでも楽しいフォトスポットです。
営業時間・利用ルール【現地案内板で確認済み】

開放時間は季節で変わります。訪問時(2026年3月)に現地の案内板で確認した最新情報がこちら。
| 時期 | 開放時間 |
|---|---|
| 12月・1月・2月 | 07:00〜20:00 |
| 3月・4月・5月・9月・10月・11月 | 07:00〜21:00 |
| 6月・7月・8月 | 07:00〜22:00 |
利用ルールで旅行者が気をつけたいのは次の3つです。
- ハイヒールは入場不可……ガラス床保護のため。スニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう
- 飲食物の持ち込み不可……飲みかけのコーヒーもNG。入口前で飲み切ってから
- 傘・日傘は使用制限……海の上は風が強いので納得のルール。日差し対策は帽子で(飛ばされ注意)

海の上に張り出した施設なので、雪・雨・強風の注意報が発令されると閉鎖されます。天気が荒れ気味の日は、入口の運営事務室で当日の開放状況を確認してから並びましょう。ペット同伴・喫煙・登山スティックも不可です。
行き方|海辺列車なら「タリットル展望台停留所」下車すぐ

②タルマジトンネル
③青沙浦
④タリットル展望台
⑤九徳浦
⑥松亭
アクセスは海雲台ブルーラインパークとの組み合わせが正解です。実は海辺列車には「タリットル展望台(다릿돌전망대)」という停留所があり、展望台はそこからすぐ近く。迷いようがありません。
- 海辺列車(いちばん簡単)……「タリットル展望台停留所」下車すぐ。海辺列車は全6停留所に停まります
- スカイカプセル利用……スカイカプセルは尾浦⇔青沙浦の運行なので、終点の青沙浦停留所から徒歩約12分(785m)。海沿いをのんびり歩けば着きます
- 線路沿いの遊歩道を散歩……青沙浦や尾浦方面から、海辺列車と並走する遊歩道を歩いて向かうのも気持ちいいルート。海を見ながらの散歩コースとしておすすめです
タクシーで直接向かう場合は、配車アプリで「タリットル展望台(청사포 다릿돌전망대)」を目的地に指定すればOK(アプリの使い方は釜山タクシー完全ガイドへ)。
ブルーラインパークとセットで回るのが最強プラン
タリットル展望台のいいところは、釜山屈指の人気スポット・ブルーラインパークと完全にセットで回れること。私のおすすめは、①尾浦からスカイカプセルで青沙浦へ(約30分の空中散歩)→②海沿いを歩いてタリットル展望台(無料でスリル体験)→③青沙浦の港町でひと休み→④帰りは「タリットル展望台停留所」から海辺列車で尾浦へ、という半日コース。行きはカプセル・帰りは列車と乗り分けられるのが、この立地の勝ちポイントです。青沙浦は貝焼き(조개구이)のお店が集まる小さな港町なので、時間が合えば食事もどうぞ。
スカイカプセルは人気で売り切れやすいので、事前予約が安心です。予約のコツ・満席時の対処は海雲台ブルーラインパーク完全ガイドにまとめています。下のクーポンを使うとKlookでの予約がお得になります。
あわせて行きたい周辺スポット
- 青沙浦の双子灯台……港の先にある赤と白の2本の灯台。展望台とセットで青沙浦らしい風景が撮れます
- 海月(ヘウォル)展望台……タリットル展望台と同じ2024年7月27日に開放された、タルマジ坂の下の海上展望台。こちらも無料。タルマジの丘の散歩とあわせてどうぞ
- 海雲台ビーチ・BUSAN X the SKY……ブルーラインパークの尾浦側に戻れば、海雲台の定番エリア。100階建ての展望台 X the SKYや海雲台グルメもセットで
よくある質問(FAQ)
タリットル展望台の入場料はかかる?
無料です。現地の案内板にも「無料/Free」と明記されています。予約も不要で、開放時間内ならそのまま入れます。
所要時間はどれくらい?
展望台自体は20〜30分あればゆっくり一周できます。写真を撮りながらでも、周辺の散策込みで1時間みておけば十分です。
雨の日でも入れる?
雪・雨・強風の注意報が発令されると開放が制限されます。海の上に張り出した施設なので、天気が荒れた日は入口の運営事務室で当日の状況を確認してください。
服装で気をつけることは?
ハイヒールはガラス床保護のため入場できません。スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。海風がかなり強いので、帽子やスカートは飛ばされ・めくれ注意です。
まとめ:無料でこのスリルと絶景はずるい
スカイカプセルで空中散歩、スカイウォークで海の上、港町で貝焼き——青沙浦は海雲台の海を全部の角度から楽しめるエリアです。釜山リピーターにも初めての方にも、自信を持っておすすめできる半日コースでした。
覚えておくこと3つ
①無料・予約不要(朝7時から・閉場は季節で20〜22時)
②海辺列車「タリットル展望台停留所」下車すぐ(スカイカプセルなら青沙浦から徒歩12分)
③ハイヒールNG・海風強め——歩きやすい靴で、帽子は飛ばされ注意
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