今回は2020年に開業した海雲台ブルーラインパークを紹介します。
海雲台の海の美しさを満喫できる超おススメの観光列車になっていますのでぜひ最後までご覧ください。
海雲台ブルーラインパークは海辺列車、スカイカプセル共に非常に人気のあるので、利用時は平日、週末を問わず予約しておくことをおススメします。
海雲台ブルーラインパークについて
海雲台ブルーラインパークの概要
海雲台ブルーラインパークは尾浦/ミポ~青沙浦/チョンサポ~松亭/ソンジョンに至る4.8km区間の東海南部線の旧鉄道施設を再利用し、美しい海で有名な海雲台の絶景を楽しむことができる観光列車です。
海雲台ブルーラインパークには「海辺列車」と「スカイカプセル」が運行しており、お一人さまからカップル、ファミリーまでの幅広い層で楽しむことができる海雲台のホットスポットです!
海辺列車とスカイカプセル
■海辺列車について
海辺列車は尾浦(海雲台)~松亭までの全区間を走行する観光列車です。
車内の全席が海側を向いており海雲台の絶景を楽しめます。
お一人さまから友人グループ、ファミリーなどさまざまシーンで楽しめるのが特徴です。
ちなみに過去にはBTSジョングクさんのラッピング車両が走行したこともありました!
■スカイカプセル
スカイカプセルは尾浦(海雲台)~青沙浦まで、ロマンチックな空中レールを走行する4人乗りのカプセルです。
スカイカプセルは特にカップルやファミリーに向いていると思います。
運行時間と料金
■海辺列車とスカイカプセルの停車駅
駅名 | 海辺列車 | スカイカプセル |
①尾浦停留所 | 起点/終点 | 起点/終点 |
②タルマジトンネル | 停車 | 通過 |
③青沙浦停留所 | 停車 | 起点/終点 |
④タリットル展望台 | 停車 | × |
⑤九徳浦 | 停車 | × |
⑥松亭停留所 | 起点/終点 | × |
海辺列車は全線をスカイカプセルは尾浦停留所と青沙浦停留所の2点間のみを結びます。
■海辺列車料金表
区分 | 1回券 | 2回券 | フリー切符 |
大人 | 7,000₩ | 12,000₩ | 16,000₩ |
備考 | 片道 ※再乗車不可 | 往復又は2回乗車可能 | 何度でも乗車可能 |
所要時間(尾浦~松亭):25分
■スカイカプセル料金表
区分 | 1~2人乗車券 | 3人乗車券 | 4人乗車券 |
片道 | 35,000₩ | 45,000₩ | 50,000₩ |
所要時間(尾浦~青沙浦):25分
カプセル1台の貸し切り料金のイメージで、海辺列車よりやや高いです。
■パッケージ料金
区分 | カプセル・2人乗車 | カプセル・3人乗車 | カプセル・4人乗車 |
海辺列車(自由利用) | 59,000₩ | 78,000₩ | 94,000₩ |
海辺列車とスカイカプセルのパッケージ料金です。
例えば尾浦⇒青沙浦はスカイカプセル、青砂浦⇒尾浦は海辺列車のような利用パターンが考えられます。
■子供料金・36ヶ月~12歳以下(小学生)
30%割引(往復割引不可/現場発券時適用)
■予約時のキャンセル規程等
■運行時間
11月~4月 | 5~6月,9~10月 | 7~8月 | |
運行時間 | 9時~18時 | 9時~20時 | 9時~22時 |
スカイカプセル及び海辺列車の予約方法
海辺列車及びスカイカプセルは週末は非常に混む(特に夏の尾浦駅)ので待ちたくない方は予約した方が良いかもしれません。
予約の概要
端末 | 韓国の電話番号 | セキュリティソフト | スカイカプセル | 海辺列車 |
スマートフォン | 必要 | 不要 | 韓国語サイトのみ予約可 | 日本語サイトでも予約可 |
パソコン | 不要 | 必要 | 韓国語サイトのみ予約可 | 日本語サイトでも予約可 |
韓国の電話番号(eSIM含む)をお持ちでない場合はスマホではなくPCから予約することになります。
※スマホの予約画面では韓国の電話番号しか入力できません。
※ネットカフェのPCではセキュリティソフトのインストールができず決済できない場合があります。
スカイカプセルの予約
スカイカプセルは「尾浦駅(海雲台)⇔青沙浦駅」の区間を走行しており、ブルーラインパークHPの韓国語サイトのみで予約可能です。
■予約方法
予約画面は尾浦/미포(海雲台)発と青砂浦/청사포発で異なるので注意してください
赤字で잔여 매진となっている場合は売り切れです。
スマホの予約画面では電話番号の欄に「010」が固定入力されており変更できませんが、PCの予約画面では電話番号欄がすべて空欄になっているので、「080」などから始まる日本の電話番号を入力することが可能です。
スマホの予約画面で韓国のテキトーな電話番号をいれるとその電話の持ち主にチケット情報が届いてしまうことになります。
■決済方法
必要により日本語を選択する
決済したいクレカの種類(VISA,MASTER,JCB等)を選択する
■セキュリティソフトを設定する(PC版:Google Chromeの場合)
Registrationを選択する。
Chromeに追加を選択する
セキュリティプログラムをダウンロードしインストールする。
決済ボタンを再度選択するとカード情報を入力できるようになっているので、必要な情報を登録していくことで決済することができます。
もし決済できない場合はクレカの海外決済に対してシステム上のセキュリティが掛かっている場合があります。
その場合はカードを変えて決済するか、カード会社に相談してみてください
決済が完了すると予約完了画面が表示されます。
■予約照会及びモバイルチケットの表示方法
韓国の電話番号があればSMSでチケット情報が送られてきますが、日本の電話番号しかない場合は予約照会からモバイルチケットを表示させる必要があります。
スマホから電話番号でログインしようとすると「010」が固定入力されているので、メアドからログインしてください。
当日の乗車時はスクショするなどしてこちらのモバイルチケットを提示してください。
■予約の取消方法
取り消し内容を確認することができます。
海辺列車の予約
海辺列車は日本語サイトから予約可能です。
海辺列車は尾浦発、松亭発、青沙浦発の3か所から予約をすることができ、予約方法はスカイカプセルと基本的に同じです
海雲台ブルーラインパークの楽しみ方
ちなみに人気投票は上の通りです。
ファミリーやカップルならスカイカプセル、 1人や複数の友人となら海辺列車という意見がありました。
パターン① :尾浦⇒(スカイカプセル)⇒青砂浦⇒(海辺列車)⇒尾浦
一番オーソドックスなのは尾浦(海雲台)を出発し、青砂浦で折り返すパターンでしょう。
往復の間にスカイカプセルと海辺列車をそれぞれ楽しむこともできますし、往復とも海辺列車でも良いと思います。
スカイカプセルは尾浦⇒青沙浦方面が海側を走行するのでおススメです!
※海辺列車は単線
ただし、基本的に見る景色は往復ともに同じになります。
パターン②:松亭⇒(海辺列車)⇒青砂浦⇒(スカイカプセル or 海辺列車)⇒尾浦
松亭停留所まではバスなどで移動し、海雲台ブルーラインパークを全線制覇する楽しみ方です。
こちらはすべての景色と海辺列車とスカイカプセルの両方を楽しむこともできます。
尾浦⇒松亭まで海雲台ブルーラインパークで向かい、バスで海雲台等に戻って来てももちろんOKです!
管理人のおすすめはパターン②ですが他にもいろいろな楽しみ方があると思いますので、いろいろなプランを考えてみてくださいね!
海雲台ブルーラインパーク・海辺列車に乗車
それではいよいよ実際の乗車の様子を紹介したいと思います。
管理人はパターン②の松亭⇒青沙浦⇒尾浦を『全線海辺列車』に乗車をして楽しみました。
※青沙浦で一時下車
松亭/ソンジョン停留所
海雲台ブルーラインパークの松亭駅の最寄りバス停は「송정1단지주공/松亭1団地住公」です。
송정1단지주공/松亭1団地住公のバス停には数えきれないぐらいのバスが停まるのでNAVERマップ等でよく調べてみてください。
停車バスの例:31,38,39,40,63,100,100₋1,139,141,181など
ちなみに私は「해운대온천사거리/海雲台オンチョン交差点」から39番バスに乗りました。
バス停から松亭駅まで周り道するように見えますが実際はかなりショートカットができます。
こちらが海雲台ブルーラインパークの松亭駅になります。
小さな駅舎でお店などはありませんでした。
この日は日曜日の10時半前に到着しましたが、10時半と11時は既に予約でいっぱいで11時12分発の海辺列車のチケットを買うことになりました。
このように週末は非常に混むので待ち時間でロスしたくない方は予約するのが良いかと思います。
■ベクニョン ワン テジクッパ
ちなみに私は空いた時間で駅前にある「ベクニョン ワン テジクッパ」というNCTパク・チソンさんが絶賛していたテジクッパのお店で食事をすることにしたのですが、これがめちゃめちゃ大当たりでとても美味しかったです!
テジクッパの好きの方はぜひこちらのお店にも立ち寄ってみてください。
さて、出発時間が近づいてきたのでホームに向かいます。
のどかな田舎の駅といった雰囲気で乗車前からとても心が和みます。
出発時刻の10分前に乗車口に並ぶようになっていますよ。
線路に降りたして写真を撮るのも自由にできます。
ホームは乗車を待つ人々で賑わっていましたね。
車内は2列シートの自由席になっているので、なるべく早めから待って最前列を取るのがおススメです!
さて、いよいよ松亭停留所を出発です!
実は今回の釜山旅の一番の目的は海辺列車に乗車することでした。
私は2020年7月に駐在を終えて帰国したのでこの海雲台ブルーラインパークには乗れなかったわけですが、コロナで渡韓できない2年以上を待ってようやく乗車することが叶いました。
そしてひとつこだわりがあったのはただ乗車するだけでは無くて、ダウンコートが不要な季節かつ快晴の日に海雲台の海を眺めたいとずっと思っていました。
この日はまさに願っていた通りのお天気に恵まれ感無量の思いでした。
心地よい韓国語の車内アナウンスと共に駐在時代の大変だったり楽しかった思い出が次々と蘇ってきましたね。
青砂浦/チョンサポ停留所
さて、青砂浦停留所で一旦下車することにしました。
青沙浦駅の周辺には海をバックとしたフォトスポットや…
お洒落なカフェなどが並んでいる見どころのあるエリアです。
ただ、私は青沙浦駅の2階にある뮤제드블루/Musee de Bleuというカフェでやりたいことがあったのです。
店内は素敵なカフェではありますが…
窓側席からの景色に注目です!!
ジャジャジャジャーンー!!
実はこちらは海辺列車を眼下に見ることができる唯一のカフェなのです!
こうやって海辺列車を見ながらお茶をしたかったんですね~!
ということで、青沙浦駅でのミッションも完了です。
青砂浦駅の踏切も人気撮影スポットです
青沙浦駅からはスカイカプセルもありますが、一人で乗車するのはちとしんどいので…
引き続き海辺列車に乗車して終点の尾浦(海雲台)に向かいます!
遊歩道を歩くみなさんが列車に向かって手を振ってくれています~
釜山の人の優しさが垣間見える瞬間でしたね!
尾浦/ミポ停留所
ラストはおなじみのマリンシティの景色が見えてくればまもなく終点の海雲台・尾浦停留所です。
永遠に眺めていられるような海雲台の美しい海を堪能することができました!
尾浦駅に着いたのは13時過ぎでした。
非常に混んでいたので、やはり予約した方が良いかと思います。
海雲台であれば予約時間までの過ごし方に困らないのが大きなメリットになるかと思います。
なお、海雲台ブルーラインパークの尾浦駅までは地下鉄2号線中洞駅から徒歩20分、海雲台駅からは徒歩25分の道のりになります。
海雲台駅からの方がやや時間が掛かりますがお店がたくさんあったりビーチ散策もできるので、どちらの駅から行っても良いかと思います。
海雲台にお越しの際はぜひ海雲台ブルーラインパークで楽しんでみてくださいね!
★海雲台ブルーラインパークのお得なツアーはこちらから★