釜山に行くたび、「あのパンがまた食べたい!」と頭に浮かぶお店があります。それが田浦(전포)にあるヒワ製菓(희와제과)。看板メニューの栗あんぱん(밤팥빵)は、私が出会った韓国パンの中でもベスト級にお気に入りで、釜山に来るなら一度は試してほしい一品です。今回はそんなヒワ製菓へ実際に足を運んできたので、写真と一緒にお店の魅力をレポートします。
看板は「빵(パン)」のひと文字。地元で愛される朝のベーカリー

お店の外観は、ストライプの可愛いオーニングと「빵(パン)」とだけ書かれたシンプルな看板が目印。装飾が控えめなぶん、地元のパン好きが朝から自然と集まる「街のパン屋さん」のような佇まいです。私が訪れた朝10時頃も、すでに数組のお客さんが入口の前で賑わっていました。観光の拠点としても馴染みの深い西面駅(서면역)から徒歩約10分。隣駅の田浦駅(전포역)8番出口からもほぼ同じ距離で、どちらの駅で降りても便利です。流行りのカフェが並ぶ田浦カフェ通りからも近いので、カフェ巡りの合間に立ち寄るのもおすすめです。
店内に入った瞬間、思わず目移りする焼き菓子の数々

一歩入ってまず目に飛び込んでくるのが、ずらりと並ぶフィナンシェやパウンドケーキ。ピーナッツや黒ごまと、フレーバーの種類はざっと10種類以上で、価格は3,000ウォン前後。「どれにしよう」とつい目移りしてしまう光景です。手書きの値札もかわいらしく、眺めているだけで楽しい空間でした。

反対側のショーケースには、焼きアズキ餅(구운 팥떡이)と焼き黒餅(구운 흑떡이)が各3,300ウォンで並びます。韓国の伝統的なお餅をオーブンで香ばしく焼き上げた一品で、ホテルでお茶のお供にしたくなる素朴な見た目。スコーンやビスコッティなど日持ちしそうな焼き菓子も多いので、釜山土産探しにもおすすめです。
いよいよお目当て、栗あんぱん(밤팥빵)とご対面

そしてお店の奥で出会えたのが、お目当ての栗あんぱん(밤팥빵)。鉄板に焼きたてがゴロッゴロッと並んでいる光景は、見ているだけでテンションが上がる瞬間でした。ちなみにヒワ製菓は焼き上がる時間がメニューごとに決まっていて、人気のパンはあっという間に売り切れることもあるそう。お目当てがある人は、午前中の早い時間に行くのが安心です。
手に持った瞬間、「これは絶対美味しいやつ」

透明な袋に入れてもらって持ち帰ったのですが、見た目以上にずっしり重い!手のひらから「中身がたっぷり詰まっている」感じがしっかり伝わってきます。表面には栗の頭がちょこんと顔を出していて、それだけでもう食べる前から期待値MAXでした。
割って驚いた、栗とアンコがびっしりの中身

そして待ちきれずに半分に割った瞬間、思わず声が出ました。粒あんの中にゴロッと大きな栗が丸ごと入っていて、しかも全体にアンコが本当にたっぷり。気になる甘さは、しっかり感じるのに後を引かない上品なラインで、栗のホクホク感と粒あんのリッチさが一緒に押し寄せてくるのに、不思議とパクパクいけてしまうバランスです。薄く焼かれたパン生地はあくまで脇役で、主役の栗とアンコをぎゅっと包み込む役割。お値段以上の満足感でした。
店舗情報
まとめ
釜山に行くたび、ふと思い出してまた立ち寄ってしまう。そんなお気に入りのお店です。栗あんぱん以外のフィナンシェや焼き餅菓子もまだまだ気になっているので、次の釜山旅行でも必ず再訪します。西面・田浦エリアで朝ごはん代わりのパンを探している方は、ぜひ立ち寄ってみてください。


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