この記事では成田空港の第3ターミナルから出発となるLCC(チェジュエアー/エアプサン/ティーウェイ/ジンエアーなど)にて釜山へ渡航される方に役立つ情報をまとめています。
東京駅から成田空港へのバスでのアクセス/行き方も記載していますのでぜひご覧ください
シャトルバスでの東京駅から成田空港第3ターミナルへのアクセス/行き方
旅の始まりは東京駅から。
今回はエアポートバス東京・成田を利用することにしました。
成田空港へは電車かバスかの選択がまずあるわけですがLCCを利用の場合は第3ターミナルからの出発になるので、第3ターミナルの特性(位置)を少し考慮に入れる必要があります。
成田空港まで電車で移動すると第2ターミナルに駅があり、第3ターミナルまでは無料の循環バスもありますが徒歩での移動になることもあると思います。
実はこれがなかなかの距離になります。
コロナ禍中に経路変更があり少し移動距離が短縮されたのですが徒歩で10分以上は掛かり、屋根こそありますが外を歩くことになるものデメリットです。
ということもあったので、今回は東京駅からシャトルバスに乗ることにしました。
成田空港行きのシャトルバスは以前は八重洲口の横断を歩道を渡った先の辺鄙な所にありましたが、2022年10月22日現在は八重洲口を出てすぐの高速バスターミナル7番から出発しています。
成田空港までのバス運賃は1,300円。
以前は「1,000円シャトル」と収まりの良いネーミングで呼ばれていましたね。
みなさん基本的に交通系ICカードで支払うことになると思いますが、現金で切符を買って乗車することも可能です。
この日は土曜日ということと運航本数もまだ少ないせいか成田空港行きはなかなかの混雑具合でした。
私はバス出発の10分くらいに前に並び始めていたのですが、私が乗り込むころには窓側の席はすべて埋まっている状態で、気が付けば満席となりバス停には10名くらいのお客さんが乗車できずに次のバスを待つ状態となっていました。
バスは定刻通りの11時に出発。
首都高に乗り本線?に合流するぐらいまでは渋滞していましたが、出発から15分くらいするとスムーズに走行できるようになりました。
ちなみにバス(京成バス)にはトイレが付いているので安心でした。
成田空港第3ターミナル/LCCターミナル
チェックイン
首都高に入った後の渋滞によるロスタイムが気になっていましたが、バスは定刻通りに成田空港の第3ターミナルに到着しました。
東京駅からのバスは第3ターミナルのすぐ近くに停車するので楽ちんです。
連絡橋を渡るなど数分歩けばすぐに出発ロビーに到着することができます。
今回利用するチェジュ航空のチェックインカウンターです。
この日は14時ちょうど発の釜山行きの飛行機に搭乗しました。
出発時刻の1時間50分くらい前に到着しましたが、チェックインする頃には窓側席がすべて埋まっていたので後半の方のようでした。
ちなみにチェジュ航空のチェックイン開始時間は出発時刻の3時間前からとなっていましたよ。
チェックインカウンター前ではほぼ同時刻に出発する仁川行きと釜山行きの列に分かれていました。
チェックインの際におや?と思ったのは…
私はK-ETAではなく観光ビザの所有者なのですが、チェックイン時にビザを提出したところ…
「ここではチェックしません。」
と、言われたことです。
韓国到着時にビザを忘れていたら入国できないので、日本出発前に事前確認をしてもらえないのはやや驚きました。
出国審査でもビザの所持確認はありませんでした。
出国前エリアの飲食店やお土産店、コンビニなどはほぼすべて営業していました。
かなりの賑わいに見えましたが、これは国内線の利用者も混ざっているからだと後で気が付きました。
ちなみに両替所もちゃんと営業していましたよ。
出国後エリア
さて、ついに出国手続きに移ります。
いよいよ釜山に向けて出発する実感が湧いてきました。
出国後エリアでは10/22現在で免税店1店のみが営業しているのみでした…
出国前のエリアではたくさんの人で賑わっていたので、国際線もかなりの数が復活しているのだと思っていたのですが、午後の国際線は4便しかなくまだまだコロナ前とは程遠い状態だったとここで改めて認識したのでした。
さて今回登場するチェジュエアーの飛行機とご対面です。
釜山での駐在を終えて以来2年4か月ぶりの渡韓となり、本当にここまで長かった…
釜山・金海国際空港へ
金海国際空港へ向けて出発
出発時刻の30分前になると搭乗開始となりました。
釜山便の待合エリアはイスが足りないほどに大盛況です。
飛行機までは階段と徒歩での移動です。
キャリーを持ち込む場合は持って運ぶことになりますのでご注意くださいね。
ちなみに韓国のエアラインは飛行機の入口で搭乗券の半券をCAさんがチェックするのが習わしです。
そのため搭乗口で受け取った半券は飛行機に乗り込むまで大事に手で持っておくとスムーズです!
機内に入ると通路に渋滞が発生するほどの混雑ぶりでそのほとんどが韓国人の方のように見えました。
後ろから押される人圧が日本の国内線のそれとは全然違います。笑
あぁ、ここはもう韓国だ!
と、なんだか嬉しい気持ちになりましたよ。
上位クラスを横目に私は一般座席へ。
釜山に行くときは右側の窓側席からの景色が良いのでそちらをお勧めしていますが、今回は残念ながら通路側の席になってしまいました…
というわけで、他のお客さんが来る前に外の景色をパシャリ!
成田空港に来ること自体も同じく2年以上ぶりです。
シートピッチはこのような感じです。
日本の国内線と同じくらいの印象で、LCCなので国際線としてはやはり狭いように感じます。
この日の釜山行きはド満席。
機内は日韓ファミリーやカップルが多かったように思います。
前日にチケットをチェックしたらすべて売り切れとなっていたのも納得です。
ちなみに2日前チェックしたときに往復価格は10万円に近い料金で、釜山行きの飛行機の便数が早く増えて料金が安定してくれると良いなと思っていました。
チェジュエアーは機内での無料ドリンクサービスはありません。
今回はチェジュ島産のミカンジュース(2,000₩)を注文してみました。
済州島はミカンや黒豚の産地としても有名だったりします
こちらの景色は帰りのフライトになりますが、BTS釜山コンサート2022が開催されたアシアド競技場がはっきりと見えました。
成田発釜山行きの飛行機を利用する場合は右側の窓側席を選ぶと釜山の様々な景色が見られるのでやはりおススメです!
金海国際空港へ到着
成田空港から釜山・金海国際空港までの飛行時間は1時間50分。
東京から福岡に行くのとあまり差がないので国内線のような感覚で移動できるのが非常に嬉しいですね。
BTS釜山コンの翌週での訪問になりましたが、まだその余韻が所々に残っていました。
検疫はQ-CODE、入国審査では観光ビザを提示して無事に韓国・釜山に入国することができました!
機内ではQ-CODE未登録の方へのための検疫用紙も配布されていましたが、空港到着後はQ-CODEの方が早かったです。
空港で最後に出迎えてくれたのは釜山マスコットキャラクターの「ブギ/부기」でした。
釜山/부산の市の鳥はカモメ/갈매기なのですが、その頭文字を取ってブギ/부기と名付けられています。
釜山市内のいろいろな観光スポットで目にすることになるので、ぜひ名前を憶えてあげましょう!
こちらの記事がみなさんの釜山観光のお役に立てば幸いです★