2020年1月現在、セントレア/中部国際空港と釜山を結ぶ空の便は大韓航空とエアプサンの2社があります。
2020年1月現在 | 往復料金 | 預け入れ荷物 | 機内サービス | 運航日 | セントレア ターミナル |
大韓航空 | 約2~3万円 | 無料(1個/20kg) | 機内食有り | 毎日1便 | 第1ターミナル |
エアプサン |
約1~2万円 |
有料 | 飲食共に無し | 月・木・土 | 第2ターミナル |
エアプサンが安いのですが、減便した影響で非常に利用しづらくなりましたね。
ということで、今回は中部国際空港ー釜山のKOREAN AIR搭乗記を紹介していきます!
セントレア/中部国際空港から釜山・金海国際空港まで
ミュースカイ🚆便利快適です。
— Hidemi (@khide0131) February 4, 2020
離陸後、海上は西航路・東航路があり船🛳が一列に順序良く並んで航行してるのが見れます。お写真の通り景色Goodです❣️
名古屋鉄道でセントレアへ
セントレアに乗り入れいてる鉄道は『名古屋鉄道』、通称『名鉄』のみとなります。
所要時間を短くしたければ全車特別車両の「ミュースカイ」又は一部特別車両の「特急」がおススメです。
特別車両とは指定席車両のことで特別車両に乗車するためには通常運賃に加えて360円のミューチケットを購入する必要があります。
今回は名鉄・名古屋本線の笠松駅(岐阜)から中部国際空港行きの『特急』を利用しました。
笠松駅から中部国際空港駅までの所要時間は約1時間、途中の名古屋駅から中部国際空港駅までは約37分です。
ちなみにこちらの青いカラーが『ミュースカイ』で、名古屋駅ー中部国際空港を約30分で結びます。
特別車両の座席はこのようなリクライニング機能付きの「回転式クロスシート」になっており、家族で向かい合って座ることもできますよ。
又、座席の後方には名鉄ユーザーであればお馴染みのチケットのホルダーがあります。
車掌さんが検札しやすいようにと昔々に導入されたこちらのホルダーなのですが・・・
実はもうここにミューチケット差し込む必要はないのです!!
現在は車掌さんの携帯端末でミューチケットの販売状況を確認にできるようになったので、車内での検札は基本的に行われなくなりました。
確かに便利にはなったのですけど、名鉄ユーザーとしては少し寂しい感はありますね。
特別車両にはスーツケース用のラックもあります。
さらにはトイレも完備されているので安心です。
15時台に出発する釜山行きの大韓航空を利用する場合はちょうど昼食の時間に電車に乗ることになるので、私は車内でお昼ご飯を食べながら空港に向かうことが多いです。
ちなみに車内では無料WIFIも利用できますが、非常に遅くて不安定なのでYOUTUBE等の動画の再生は厳しいです・・・
チェックインから出発まで
中部国際空港駅の改札を抜けるとすぐに第1ターミナルの入り口です。
セントレアはとてもコンパクトなので大韓航空のチェックインカウンターまでは5分も掛かりません。
ちなみに同じく釜山行きのエアプサンを利用する場合は第2ターミナル(LCCターミナル)となり、チェックインカウンターまでは10分~15分程掛かるのでご注意ください。
さて、大韓航空のチェックインカウンターに寄る前に私は国内線カウンターの近くにある『おみやげ館』で韓国人の友人にお土産を買っていきます。
何故か『名古屋なごやかプリン』がすごく好評なのでいつも決まってこれを買います。
ちなみにプリンやゼリーは液体物としての取り扱いで、機内持ち込みが出来ない場合(※条件有り)が多々あります。
そしてこちらが大韓航空のチェックインカウンター(A)です。
最近はセルフチェックインやWEBチェックインが主流ですが、セントレアではカウンターに直接行っても特に何も言われません。
今回は自動チェックイン機を使ってセルフチェックインをしたのちに荷物を預けてみます。
まず、セントレア―釜山に使用されている飛行機は「エアバス220」というタイプで、全150席の小型の飛行機です。
少し前まではボーイング737が使用されていましたがさらに小型化されました。
座席配列は2・3列となっています。
ちなみに私のおススメの座席は・・・
『景色を楽しむ』なら右の窓側(F列)、『狭いのが嫌』であれば通路側(B or D列)がおススメです。
今回はみなさんにキレイな景色をお見せしたいので右の窓側にしました。
セルフチェックインが完了したら次はカウンターで荷物の預け入れです。
大韓航空の預け入れ荷物は1個・20キロまで無料です。私の大事な『なごやかプリン』も貨物室行きです!笑
こちらは国際線の出発口。
この日は平日だったので保安検査から出国まで10分強で抜けることができました。
以前は平日はほとんど並ぶことが無かったのですが、少しずつ混雑してきているような印象があります。
もちろん土日はもっと混雑するので時間に余裕を持って通過しましょう。
出国審査後は免税店や薬局、本屋、ビッグカメラ、フードコートなどがあります。
私はPCエリアで作業をしていることが多いですね。
セントレアでの大韓航空の搭乗開始時間は出発時刻の20分前からとなっています。
ゲートでパスポートとチケットのチェックを受けて飛行機に向かいますがここでワンポイント!
ゲートを通ったら座席番号を覚えてチケットをしまいたくなるところですが、実はまだちょっと早いんです!!!
韓国の法律では飛行機に乗り込むときのチケットのチェックが義務付けられているので、ゲート通過後に今度はCAさんによるチケットを受ける必要があります。
この時に見せるのはチケットだけで、CAさんにパスポートを見せる必要はありません。
最初このことを私は知らなかったので、飛行機の入口で渋滞を起こしてしまい少々バツが悪かった経験があります・・・笑
セントレア出発~釜山到着まで
それではいよいよ機内に乗り込んで出発です。
座席はリクライニングと座面が連動するタイプでした。
背もたれが低いので前に人がいると頭がかなり気になります。笑
それではここからは私のおすすめの右側の窓の景色をお楽しみください。
まず駐機場からはボーイングの大型貨物機『ドリームリフター』が見えました。
東海圏で製造した「飛行機の翼」などをシアトルまで輸送しているそうですよ!
そして離陸!!
冬は北側に向けて離陸することが多いので、右席からセントレアのターミナルがよく見えました。
そして名古屋市内を一望。
中洲の手前には長島リゾートが見えますよ。
そして高度をグングンとあげて雲の中へ・・・
おおっ!写真でも見えるでしょうか??
雲を抜けたところで!
丸い虹の中に!
飛行機が!!!!!
この日は運よく『ブロッケン現象』が見えました!
実際に見たのはたぶん3回目だと思いますが何ともラッキーな気分です。
そうこうしているうちに機内食の時間です。
ここはサラッと流しますよ!!!
はい。以上です!!笑
大変シンプルな機内食なわけですが、よくよく考えてみると機内食は16時頃の提供となるので『釜山到着後に美味しく夕食を食べられますように』という大韓航空の配慮なのかもしれませんね。
到着までに入国書類を仕上げましょう。
入国申告書は1人1枚の記入が必要です。
税関申告書は家族で1枚でOKです。
さて、出雲の上空を抜け日本海/東海に出ると釜山空港まではおおよそ40分です。
大韓航空は着陸前のシートベルト着用サインが点灯するのがかなり早い印象なので、トイレのタイミングを逃さないように注意しましょう。
さあ、いよいよ韓国・釜山が見えて来ました。
ここからの景色は右の窓側からしか見えませんよ!
と、意気込んだものの・・・
ちょっと、この日は空気がよどんでいて見にくい写真となってしまいました。汗
一応、海雲台/ヘウンデあたりの景色です。
手前は影島/ヨンドです。
こちらは多大浦/タデポ海水浴場の辺りです。
ナットン川と高層マンション群。
釜山を上空から見まわすと高層マンションが沢山建っていることに気が付くと思います。
そしてビニールハウスが見えてくるとまもなく釜山空港に着陸です。
ちなみに機内アナウンスでも説明があるのですが、釜山・金海国際空港は軍事空港でもあるため空港エリアの写真撮影は禁止となっています。
ということで、景色の写真はここまでです。
この時間の入国審査はさほど混雑しませんし、審査官からの質問もまずありません。
税関審査を通った後にイ・ミンホの看板があり、密かな撮影スポットになっています。
ということで無事に韓国・釜山に入国できました!!!!
釜山・金海国際空港からセントレア/中部国際空港へ
チェックインから出発まで
GATE3の近くのエスカレータで2階に上がると大韓航空のチェックインカウンター(B)は目の前です。
釜山・金海国際空港では2019年の秋ごろから自動チェックイン機を利用してチェックインするのが基本となりました。
貨物室に荷物を預ける方はセルフチェックイン後にカウンターで手続きを行う流れです。
チェックインカウンターの近くには荷物整理台もありますよ。
これは日本ではあまり見かけないと思いますが荷物確認用のモニターで、これは「預けた荷物が保安検査を無事通過したことを自身で確認する」ことを目的として設置されています。
つまり『保安検査が完了するまでカウンターの近くに居てください』というのが趣旨ですね。
ということで荷物を預けてから5分程度待ち、このモニターで自分の荷物が通過したことを確認してから出国しましょう!というのが一応の建前なのですが・・・
実際のところは最近カウンターの係員さんはこのモニターについての案内をしないので、モニターの存在を知らないまま出国される方がほとんどです・・・。
お昼時間帯の釜山空港はガラガラなので保安検査から出国審査完了までは5分程度で終えられることでしょう。
ちなみに日本人(外国人)であっても17歳以上の方は自動ゲートでの出国審査が可能です。
出国審査を終えると右手にTAX REFOUNDと新韓銀行があります。
ただし、新韓銀行はお昼休みがあるのでご注意ください。
コンビニはCUが一軒あります。
又、出国場の正面には免税店が2軒あります。
キムチは液体物として取り扱わるので街中で購入したキムチは機内には持ち込めません。
もし、どうしても機内にキムチを持ち込みたければ出国後の免税店でキムチを購入する方法があります。
さて、出国し搭乗するまでの私の楽しみはGATE8の近くにあるソルビンでのチメク(チキン&メクチュ:ビール)です!
チキン&ビールのセットは11,000₩(約1,100円)で、さらに1,000₩追加するとビールをLサイズにできますよ!
後程紹介しますがセントレア行きの便でも軽食がでるので、このセットならボリューム的にもちょうど良いですし、帰国前の最後に韓国文化のチメクを味わえるのもおススメのポイントです!
釜山出発からセントレア到着まで
釜山空港では定刻の30分前から搭乗開始です。
行きと同じように飛行機に乗り込むときにCAさんによるチケットチェックがありますよ。
座席の前後間隔はこんな感じです。
私は狭いのが嫌いなので普段は通路側を選ぶことがほとんどですね。
こちらは帰りの便の機内食。
メニューはハムとレタスのサンドイッチとサーモンのサラダでした。
サーモンがとっても美味しかったですよ。
そしてあっという間にセントレアに到着です。
冬は偏西風の影響で日本行きの場合は定刻よりも早く到着することが多い印象です!
ちなみにセントレア到着後、預けた荷物の返却までは概ね15分~30分程掛かるので急いで降機してもほぼ意味がありません。
最後に余談ですが・・・
荷物受け取り後は行きと同じく名鉄に乗ることと思いますが、外国人の方が『特急』や『ミュースカイ』の指定席/自由席の仕組みを理解しておらず困っていることが多々あります。
もしそんな方を見かけた時はぜひ声を掛けて助けてあげて頂ければと思います。
それでは釜山旅行を楽しんでくださいね!