南浦洞(ナンポドン)の街を歩いていると、丘の上に白いタワーが見えてきます。釜山観光で必ずと言っていいほど名前が挙がるのが、この『釜山タワー』(正式名称:釜山ダイヤモンドタワー)です。
まわりには国際市場やチャガルチ市場、BIFF広場があって、半日の観光にちょうどいいエリアです。
ただ、調べていて意外とわかりにくかったのが、チケットはどこで買うといちばんお得なのか。そしてもうひとつ、丘の上に立っているので坂と階段をどう避けるかでした。
どちらも先に知っておくと当日がぐっとラクになるので、この記事ではそこから書いていきます。展望台の中身と龍頭山(ヨンドゥサン)公園の見どころは、そのあとで。
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釜山タワーの料金|チケットをいちばん安く買う方法
釜山タワーの展望台チケットは、窓口の定価が大人12,000ウォンです。子供とシニアは9,000ウォンで、36か月未満の乳幼児は無料。龍頭山公園そのものの入園は無料なので、お金がかかるのはタワーに上がるときだけです。
| 区分 | 窓口の定価 |
|---|---|
| 大人(13歳以上) | 12,000ウォン |
| 子供(36か月〜12歳) | 9,000ウォン |
| シニア(65歳以上) | 9,000ウォン |
| 36か月未満 | 無料 |
ただ、この定価がいちばん高い買い方でもあります。日本語で買える予約サイトはどこも定価より安くて、当日はスマホの画面を見せるだけで入れます。
どこで買うといちばん安い?
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こうして見ると、予約サイト3社の差は20円ほど。ほとんど横並びです。はっきり差がつくのは窓口で買うかどうかのほうで、こちらは約120円ちがいます。
なので、どのサイトを選んでも損はしません。使い慣れているところ、日本語の画面が見やすいところで選んで大丈夫です。
ひとつだけ、買う前に知っておくと安心なのがチケットの有効期限です。
釜山タワーは夜景がきれいなので、「せっかくなら晴れた日の夕方に」と予定をずらしたくなることがあります。まだ動きそうなら、日付を決めずに買えるほうが気楽です。
釜山タワーへの行き方|入口は4か所あります

釜山タワーは龍頭山公園の中にあります。釜山地下鉄1号線の南浦駅から徒歩3分、同じく1号線の中央駅からは徒歩5分ほどです。

釜山タワーは、ソウルのNソウルタワーと同じで小高い丘の上に立っています。公園の名前も龍頭「山」なので、自分の足で上ると結構大変です。
階段か坂道はどうしても通ることになるので、キャリーケースやベビーカーは持たずに行くのがおすすめです。
それから、大きな公園なのでどこからでも入れそうに見えるのですが、実は入口は4か所だけ。知らずに行くと、入口を探してぐるぐる歩くことになります。
道のりそのものは簡単なので、入口の場所だけ先に見ておけば大丈夫です。
【おすすめ】南のエスカレーター|南浦駅1番出口から徒歩3分

いちばんのおすすめは、龍頭山公園の南側にあるエスカレーターです。南浦駅の1番出口から徒歩3分ほどで、迷わずたどり着けます。
しかもこのエスカレーター、24時間動いています。夜景を見たあとでも止まっている心配がないのはうれしいところ。
ただ、ひとつだけ覚えておきたいのが「エスカレーターは上りだけ」ということ。行きは荷物があっても平気ですが、帰りは300段以上の階段を下ることになります。
4つの入口のうち、エスカレーターがあるのはこの南側だけです。エレベーターも含めて、他の入口にはありません。
■ 南浦駅1番出口から釜山タワーへの道順

南浦駅の1番出口を出たら直進します。

そしてすぐに右に曲がります。

カラフルなこの道路を真っすぐ2分ほど進みます。

するとエスカレーターに到着です。

エスカレーターは計3台を乗り継ぎます。

長い長いエスカレーターです。

先ほども書いたとおり、上りだけなので、荷物は持って行かないほうが安心です。

エスカレーターを降りて公園内に入ったところです。
スロープを使いたい方は、ここを「左」に進みましょう。
【ベビーカー可】東階段とスロープ|中央駅1番出口から徒歩5分

地下鉄1号線中央駅の1番出口や、この辺りのホテルからなら、東階段がいちばん早いです。
ただし100段以上の階段を上ることになるので、南のエスカレーターまで歩いてしまったほうがラク、ということもあります。
また、東階段の下から分かれるスロープ(車道)からも上がれます。傾斜は少しきついのですが、ベビーカーや車いすでも通れます。
■ 中央駅1番出口からの道順
地下鉄1号線中央駅から龍頭山公園の入口までは徒歩約5分です。

1番出口を真っすぐ出たら、すぐに斜め右に曲がります。

そしてこちらの交差点(五差路)を右奥に進みます。

するとまもなく階段が見えてきます。

右の階段を上がるか、左のスロープ(車道)を進めば釜山タワー・龍頭山公園に到着します。
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【ベビーカー可】北階段とスロープ|国際市場から行くなら

こちらは国際市場のほうから来るときに便利です。
東階段脇のスロープよりも傾斜が緩やかなので、車いすやベビーカーならこちらのほうがラクだと思います。

きれいな遊歩道が続いていて、ここを上がっていきます。
龍頭山公園へ通じる唯一の車道もありますが、一般の車は入れません。

傾斜は緩やかですが、歩く時間はいちばん長く10分弱かかります。
西階段|チャガルチ方面への近道

西階段は、行きに使う理由はあまりないかなと思います。
南のエスカレーターからそれほど離れていませんし、階段の入口もかなりわかりづらく、スロープもありません。
上るときは南のエスカレーターまで歩いたほうが確実です。
ただ、見終わったあとにチャガルチ方面へ抜けるなら近道になります。

西階段は光復路(クァンボクロ)ファッション通りの交差点の近くです。
写真中央左に見える狭い階段を進みます。

階段を上ると北側からの遊歩道と合流します。
帰り道は階段になります
行きがラクなぶん、うっかり忘れがちなのが帰り道です。エスカレーターは上り専用なので、来た道をそのまま戻ると300段以上の階段を下りることになります。
膝に不安のある方や、ベビーカー・小さなお子さん連れなら、帰りは東か北のスロープ(車道)がおすすめ。北側のほうが傾斜が緩やかで、下りきると国際市場のあたりに出ます。
行きは南のエスカレーター、帰りは北のスロープで国際市場へ。この順番にしておくと、階段をほとんど使わずに回れて、そのまま買い物にも流れられます。
展望台とタワーの中身|5階建てで何が見られる?

釜山タワーは高さ120m、1973年に建てられた釜山のランドマークです。2021年12月15日に大きなリニューアルを終えて再オープンし、このとき「釜山ダイヤモンドタワー」という名前が付きました。
この「ダイヤモンド」という名前、実は広安大橋(クァンアンデギョ)の愛称「ダイヤモンドブリッジ」から取られたものだそうです。広安大橋のように、釜山に来たら必ず立ち寄る場所になってほしい、という願いが込められているとのこと。
タワーは全5階建てで、階ごとに見るものが変わります。
5階:展望台と、毎晩の花火の映像

展望台からは360度ぐるりと見渡せます。釜山の北港・南港はもちろん、天気がよければ遠く海雲台(ヘウンデ)のあたりまで見えます。
リニューアルで加わったのが、展望台の大きな窓に映し出される釜山花火大会の映像です。10分おきに花火が上がる演出で、季節に関係なく、いつ行っても花火が見られます。
明るいうちに入って、日没から夜景、花火の映像まで見ていくのがいちばん欲張りな過ごし方。時間に余裕があるなら、この流れがおすすめです。
4階:空を飛ぶ潜水艦(AR)
展望台のひとつ下、4階はAR(拡張現実)を使った「空を飛ぶ潜水艦」がテーマのフロアです。まるで海の中の潜水艦にいるような写真が撮れて、撮影用の端末も置かれています。
予約サイトの口コミでも「潜水艦は楽しい」という声があり、大人だけで行っても意外と遊べるフロアのようです。
もうひとつ、入場するときに渡される「ダイヤモンドを探せ」のミッションも地元では定番になっているようで、正解のヒントを紹介する韓国のブログがいくつも見つかります。館内をすみずみまで見て回るきっかけになります。
1階:メディアウォールとフォトゾーン
1階は韓国のポップアーティストGANZ(カンジ)とのコラボで、メディアウォールとポップアートのフォトゾーンになっています。カメラを向けると背景が切り替わる仕掛けがあって、上る前でも降りたあとでも楽しめます。
展望台だけなら1時間ほど、公園の散策や写真も入れると1時間半ほどみておくと落ち着いて回れます。
龍頭山公園の見どころ
ここからは、タワーの足元に広がる龍頭山公園です。入園は無料なので、タワーには上らずに散歩だけして帰る人もたくさんいます。
八角亭とカフェ

釜山タワーの隣にある八角亭には、ハンバーガーショップとカフェ(A TWOSOME PLACE)が入っています。
タワーの向かいには、焼酎メーカー・大鮮酒造のブランドストア「ティグッシオッ(ㄷㅅ)」もあります。焼酎ブランド「テソン(대선)」の頭文字にあたるハングル2文字を、そのまま店名にしたお店です。
プラスチックの焼酎ケースをモチーフにした外観で、焼酎グラスのセットなどのグッズと釜山のおみやげが買えます(10:00〜21:30)。
李舜臣像・花時計・釜山市民の鐘

李舜臣(イ・スンシン)は、朝鮮水軍を率いて豊臣軍を撃破した水軍の将です。

直径5mの花時計。韓国で唯一、秒針のある花時計だそうです。

公園の名前の由来にもなっている龍の像もあります。

釜山市の発展と繁栄を願い、釜山市民10万人の寄付によって建てられた「釜山市民の鐘」です。
写真を撮るなら


恋人たちが愛を誓った南京錠。

免税店でのお買い物もできます。

人気の撮影スポットと言えばこちらです。
釜山タワーの基本情報とよくある質問
よくある質問
Q. 何時までに入ればいいですか?
営業は22時までですが、チケット販売と入場は21:30までです。夜景を見るなら、21時までに入口に着いておくと余裕があります。
Q. どれくらい時間がかかりますか?
展望台だけなら1時間ほど、公園の散策と写真も入れると1時間半ほどです。国際市場やチャガルチ市場とセットにするなら、半日みておくと安心です。
Q. 昼と夜、どちらがおすすめですか?
花火の映像が見られるのは夜(夏は20時以降)なので、夕方に入って夜まで居るのがいちばんお得です。昼は港の様子がはっきり見えます。
Q. 公園に入るだけならお金はかかりますか?
かかりません。龍頭山公園の入園は無料で、お金がかかるのはタワーの展望台に上がるときだけです。
Q. 当日でもチケットは買えますか?
買えます。ただし窓口の定価がいちばん高いので、着いてからでもスマホで予約サイトを開いて買うほうがお得です。
Q. ベビーカーや車いすでも行けますか?
行けます。東階段の脇と北側にスロープ(車道)があり、北側のほうが傾斜が緩やかです。南のエスカレーターは上り専用なので、帰りもスロープを使ってください。
まとめ
チケットは先に買っておいて、行きは南のエスカレーター、帰りは北のスロープ。それだけ覚えておけば、あとは夕方から夜にかけての景色を眺めているだけで楽しい場所です。
南浦駅からも近いので、釜山観光にお越しの際はぜひ訪れてみてください★
龍頭山公園のまわりは市場が集まっているので、食事とセットにしやすいエリアです。南浦の店はこちらにまとめています。観光チケットの割引クーポンもあわせて。

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