釜山は日本から飛行機で約1時間30分。ソウルより気候も穏やかで、ビギナーさんでも気負わず楽しめる人気の旅行先です。
ただ、いざ調べ始めると「両替はどこ?」「NAVERマップって何?」「Googleマップ使えないの?」と疑問が次々出てくるはず。
このページでは、出発前の準備 → 到着直後 → 街なかでの過ごし方 → 帰国まで の流れに沿って、釜山旅行のキホンをまとめました。気になる項目から拾い読みしてもOKです。

1. 出発前に準備すること
航空券とホテルを予約する
釜山の玄関口は金海国際空港(コード:PUS)。日本主要都市から直行便が出ています。
- 航空券:スカイスキャナーで複数航空会社を一括比較するのが手軽
- ホテル:agodaはアジア圏に強く、地図表示も見やすいので比較しやすい

直行便が取りづらい時期は、福岡発・関空発の便を狙うとスムーズです。
海外旅行保険はカード付帯で備える
韓国でも入院・手術となれば医療費は高額になります。海外旅行保険は必ず備えておきたいところ。
おすすめは エポスカード。年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯し、VISAタッチ機能もあるので現地でも普通に使えます。エポスゴールドカード(インビテーションで年会費無料)なら旅費の一部をエポス決済するだけで利用付帯条件をクリアできます。

気候と服装
釜山旅行のベストシーズンは 春(4〜5月)と秋(10〜11月)。気候が穏やかで観光しやすい時期です。
| 季節 | 気候の目安 | 服装ポイント |
|---|---|---|
| 春・秋 | 過ごしやすい | 朝晩は1枚羽織れるものを |
| 夏 | 蒸し暑い、6〜7月は梅雨 | 通気性の良い服+折りたたみ傘 |
| 冬 | ソウルより暖かいが寒い | ロングコート・マフラー・手袋必須 |
ちなみに10月の参考気温は、釜山が最高18℃/最低12℃、東京が最高20℃/最低14℃と、ほんの少し涼しい程度です。
時差はゼロ。でも日の出・日の入りは少し遅め
釜山と日本の時差は 0時間(どちらもUTC+9)。時計を合わせ直す必要はありません。
ただ、日本より西にあるので 日の出・日の入りは40分〜1時間ほど遅い。夕焼けスポットを狙う時はこの感覚で動くと外しません。
NAVERマップ(네이버지도)を必ず入れる
代わりに使うのが NAVERマップ または カカオマップ。韓国人がリアルタイムで使っているアプリなので、最新の店舗情報・正確な徒歩時間・地下鉄の出口番号まで網羅されています。
UIは韓国語ですが、店名・住所は日本語キーワードでも検索可能。出発前にダウンロードしておきましょう。

2. 着いたら最初にやること
① 両替
通貨単位は ウォン(₩)。レートはおよそ 100円 = 900〜1,100ウォン。100円=1,000ウォン以上ならお得な水準と覚えておきましょう。
紙幣は5万・1万・5千・1千ウォンの4種類、硬貨は500・100・50・10ウォンが日常的に使われます。
両替レートのお得度
| 場所 | レート評価 |
|---|---|
| 公認両替所(南浦・西面など) | ◎ 一番お得 |
| 韓国の街中銀行 | ○ |
| 空港の銀行 | ▲ |
| ホテル | △ |
| 日本国内 | ✖ レート最悪 |

最近は WOW PASSカード(2022年7月開始)も人気。空港や主要駅の無人両替機でカードに直接ウォンをチャージでき、T-money機能も内蔵。アプリで残高確認・紛失時の停止までできます。

② 通信手段(Wi-Fi・eSIM)
街中の無料Wi-Fiだけで旅するのは正直キツいです。NAVERマップも翻訳アプリも常時ネットを使うため、eSIMかポケットWi-Fiは必須と思っておいてください。
最近は eSIM対応スマホなら出発前にオンラインで購入&即時開通 できるサービスが主流。物理SIMの差し替えやWi-Fiルーターの返却がないので、断然ラクです。
③ 交通カードを買う
地下鉄・バス・一部タクシーで使える交通カードは2種類。
- T-money:ソウル圏で主流
- CASH BEE:釜山圏で主流
どちらも釜山で使えますが、釜山中心ならCASH BEEが無難です。コンビニ(GS25・CU・セブンイレブンなど)で購入&チャージできます。現金(ウォン)は必ず手元に残しておきましょう。
3. 街なかで知っておくと安心なこと
地下鉄・タクシーの使い方

地下鉄は釜山旅行の主役。料金が日本に比べてかなり安く、端から端まで1時間乗っても 1,650ウォン(約165円)。
タクシーも日本より割安。例えば「金海空港〜西面」は約20,000ウォン(約2,000円)。流しのタクシーよりカカオT(タクシー配車アプリ)を使う方が、行き先のすれ違いがなくて安心です。
食事事情
1人ご飯はほぼOK。ただし焼肉店は2〜3人前からというお店も多いので、1人ならテジクッパ・ミルミョン・定食系などが入りやすいです。

知っておくと便利なポイント:
- パンチャン(小皿のおかず)は無料・おかわり自由。ただし食品ロスにつながるので、食べきれる量だけ頼みましょう
- 箸とスプーンはテーブル横の引き出しに収納されているお店が多数
- エプロン:赤い汁物のお店では声をかければ貸してもらえます
釜山名物としては テジクッパ(豚肉スープ)・ナッコプセ・ミルミョン・ヤンコプチャン あたりが定番。

ショッピングのセール表記
スーパーやコンビニで見かける 「1+1」 は「1個買うと同じものがもう1個無料」、「2+1」 は「2個買うと1個無料」という意味。お菓子や飲み物でよく見かけます。
トイレ事情
- コンビニのトイレは基本使えません(日本と違うところ)
- 駅構内・ショッピングモール・地下街のトイレを使うのが正解
- 古い施設では 使用済みの紙はゴミ箱に(流さない)。新しい施設は流してOK
- 屋台街で困ったら、近くのコンビニやカラオケ(ノレバン)のトイレを借りられることも
作法・チップ・言語
チップ文化はありません。ホテル・飲食店・タクシーいずれも不要です。
両手で渡す・受け取る作法:年上の方や店員さんとのやりとりでは、両手を添えるのが丁寧。お酒を注ぐ・受ける時も同様で、片手しか使えない時は反対の手を胸や肘に添えると失礼になりません。
言語:公用語は韓国語、文字はハングル。日本語が通じるのはホテルフロントと南浦エリアの一部くらいで、それ以外は基本通じません。Papago翻訳アプリ(韓国語特化)を入れておくと安心です。
電源・モバイルバッテリー
プラグはC型/SE型、電圧は220V(日本は100V)。スマホ・PC・カメラの充電器は「100-240V対応」と書かれているものがほとんどなので、変換プラグだけ持っていけばOKです。
4. お得に回るなら「VISIT BUSAN PASS」
2023年2月にスタートした、釜山の観光施設をまとめてお得に回れる公式パス。

- 海雲台ブルーラインパーク
- BUSAN X THE SKY
- ロッテワールド・アドベンチャー釜山
など、人気スポットが対象。24時間券・48時間券があり、3〜4ヶ所回るなら元が取れる計算になります。
5. 困ったとき・帰国時
トラブル相談は「釜山苦情120」
釜山市が運営する観光客向けの相談窓口。日本語チャット相談に対応しています。
- アプリ:「釜山苦情120」(Google Play / App Store)
- 機能:「문자상담(文字相談)」から日本語で送信可能
- Web:観光苦情申告センターも日本語対応
運転マナー(横断時の注意)
釜山のドライバーは少しスピーディな運転傾向。歩行者として気をつけたいポイントです。
- 青信号でも左右確認してから渡る
- 路肩を歩かず、なるべく歩道側を歩く
- 車に乗ったら シートベルトは後部座席も必ず着用
余ったウォンの処理
帰国時に少しだけウォンが余ったら、空港の Pocket Change が便利。電子マネー(楽天Edy・Suicaなど)にチャージできます。釜山だけでなく日本各地の空港にも設置されています。
まとめ
釜山は気候も穏やかで、ビギナーさんでも安心して楽しめる旅先。NAVERマップ・eSIM・両替 の3つさえ押さえておけば、あとは現地でゆっくり楽しむだけです。
次の旅行で釜山を計画されている方の参考になれば嬉しいです。

