この記事では、釜山のおしゃれカフェを9エリア×2軒+今が旬の新店2軒=合計20軒にまとめて紹介します。選んだのは、地元の口コミサイト・Kakaoマップで各エリアの上位に入る実力店ばかり。西面・田浦・海雲台・松亭・南浦・広安里・影島・温泉場・機張と、観光で訪れるエリアを一通りカバーしているので、旅の行き先に合わせて「その街でいちばん間違いないカフェ」が見つかります。
🆕 今が旬の新店カフェ(2026年7月版)
まずは、オープンしたばかりの話題店から。この「旬カフェ」枠は1〜2か月ごとに入れ替えて、いつ見ても新しい釜山に出会えるコーナーにしていきます。
ロンドンベーグルミュージアム 釜山本店(런던베이글뮤지엄)(西面)
ソウルで連日行列をつくる人気ベーグル店「ロンドンベーグルミュージアム」が、2026年6月27日についに釜山初上陸。場所は西面のロッテ百貨店釜山本店で、ソウル・済州以外への出店はこれが初めてです。写真のように、英国風のディスプレイにずらりと並ぶベーグルは眺めているだけでも楽しい光景。報道によると、もっちり食感の湯種(タンジョン)製法ベーグルや釜山店限定グッズも用意されているそうです。デパ地下なので、西面での買い物や移動のついでに立ち寄れるのもうれしいところ。
オンソルジェ(온설재)(広安里)
広安里ビーチから少し路地に入った静かな住宅街に、2026年6月にオープンしたばかりの隠れ家カフェ。白壁に竹と丸窓をあしらった和モダンな一軒家で、夏のシグネチャーは写真の生マンゴーかき氷です。真鍮の器に最上級のマンゴーを丸ごと一個ぶん、扇状に敷き詰めた美しい一皿。店内で毎日手ごねしている5色の手作り団子も評判で、みたらしやあんバターなど日本人にもなじみ深い味が揃います。できたての新店なので、混み合う前に訪れたい一軒。
西面エリア
釜山最大の繁華街・西面は、ショッピングもグルメも集まる旅の拠点。カフェも激戦区で、ケーキの名店から老舗ロースターまで粒ぞろいです。
ノックアウト(넉아웃)
西面エリアでケーキといえば真っ先に名前が挙がる専門店。Kakaoマップで★4.5・口コミ700件超という、エリアでも頭ひとつ抜けた人気ぶりです。看板は季節のフルーツをたっぷり使った生クリームケーキで、写真の完熟マンゴーを飾ったホールケーキはまさに夏の主役。しっとり食感の焼き菓子「バターバー」はお土産にも人気です。ホールでもピースでも買えるので、ホテルに持ち帰って釜山の夜のデザートにするのもおすすめ。
ブラックアップコーヒー 西面本店(블랙업커피)
釜山を代表する自家焙煎コーヒーの老舗ブランドの本店。市内に複数の店舗を展開していますが、西面の本店は写真のように街路樹の緑越しにガラス張りの店内がのぞく、落ち着いた佇まいです。スペシャルティコーヒーを一杯ずつ丁寧に淹れてくれるので、買い物の合間のコーヒー休憩にぴったり。Kakaoマップ★4.4と地元の評価も安定しています。「釜山のコーヒーはレベルが高い」と言われる理由を、まずここで体感してみてください。
田浦エリア
西面の隣駅・田浦は「田浦カフェ通り」で知られる釜山カフェ文化の本場。個性派の焼き菓子店やロースターが路地のあちこちに隠れています。西面から歩いてはしごできる距離なのもうれしいポイント。
ヨニ洋菓(연의양과)
2018年から毎朝お菓子を焼き続けている、田浦のカヌレ&ダックワーズ専門店。Kakaoマップ★4.5・口コミ800件超と、田浦エリアで最も支持されているお店のひとつです。写真のように、カヌレとダックワーズを詰め合わせたギフトボックスが看板商品で、外はカリッと中はしっとりの本格カヌレは午後には売り切れることも。かわいい箱入りなので、日本へのお土産にもそのまま使えます。
ピーケンド(피켄드)
Kakaoマップ★4.8という驚異的な評価を誇る、田浦の焼き菓子&コーヒーの人気店。主役は写真のショーケースにずらりと並ぶフィナンシェで、定番のプレーンからチョコ、季節のフレーバーまで種類豊富。焼きたてのバターの香りとカリッとした縁の食感がたまりません。ハンドドリップのコーヒーと一緒に、コンクリート打ちっぱなしのミニマルな店内でひと休みするのが定番の楽しみ方です。
海雲台エリア
釜山随一のビーチリゾート・海雲台。駅の裏手に広がる「海理団ギル(해리단길)」は、古い住宅街をリノベしたカフェが集まる散歩が楽しい一角です。ビーチと合わせてカフェ巡りを計画するなら、宿泊エリアの選び方もあわせてどうぞ。
クムソンドクミ 海理団ギル店(금송덕미)
「ホテルのコンシェルジュ」をコンセプトにした、海理団ギルのデザートカフェ。Kakaoマップの口コミは1,100件超と、海雲台エリアで断トツの注目度です。写真のように、間接照明の落ち着いた空間にケーキのプレートが並ぶ様子は、まるでホテルの一室でデザートコースをいただいているよう。チェックインのいらないホテル気分で、旅の途中にちょっと贅沢なティータイムが楽しめます。ホールケーキの予約販売も行っています。
オフオン(오프온)
朝8時から開いている、海理団ギルのオールデイ・ブランチカフェ。朝が遅い店の多い韓国で、モーニングをしっかり食べられる貴重な存在です。写真のような具だくさんのサンドイッチが看板メニューで、ハムと野菜、ソースのバランスが絶妙。Kakaoマップ★4.7と味の評価も高く、ビーチへ繰り出す前の腹ごしらえにも、飛行機に乗る前の最後の釜山ごはんにも使えます。休憩時間なしで夕方まで通し営業なのも旅行者にはありがたいところ。
松亭エリア
海雲台から海辺列車(ブルーラインパーク)でアクセスできる松亭は、サーファーが集まるのんびりしたビーチタウン。列車旅とセットでカフェを楽しむのが王道です。海辺列車の乗り方はブルーラインパークの記事で詳しく紹介しています。
水月鏡花(수월경화)
松亭の高台、ビルの4階にある韓屋スタイルのティーカフェ。窓の外には青い海が広がり、眼下を海辺列車が走り抜けていきます(埋め込み写真をスワイプすると列車のカットも見られます)。伝統茶と韓菓のセットを、列車が通り過ぎるのを眺めながらいただく時間はまさに至福。Kakaoマップの口コミは1,300件超で、グルメガイド「ブルーリボンサーベイ」にも2025・2026年と連続選定されています。窓際席は人気なので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
ザ・レストマリン(더레스트마린)
松亭ビーチの目の前、「海に浮かんでいるようなカフェ」がキャッチコピーの絶景カフェ。Kakaoマップ★4.6と評価も高く、動画は目の前の松亭の海を眺めながら、焚き火のゆらめきとともに過ごすひとときの様子です。夜は24時まで営業しているので、日が落ちたあとの静かな海辺の時間までゆっくり楽しめるのが他店にない魅力。海辺列車で松亭まで来たら、帰りの前にここで一杯、が理想のコースです。
南浦エリア
国際市場やBIFF広場など、釜山らしい下町観光の中心地・南浦洞。食べ歩きの合間にひと息つける、個性の違う2軒を選びました。
ルイズコーヒーバー(류이즈커피바)
南浦の路地に建つビルの5階に隠れた、レトロな空気の自家焙煎コーヒーバー。Kakaoマップ★4.4・口コミ490件超と、南浦エリアではいちばんの実力店です。写真のように、クラシックなガラスの器に盛られたデザートと丁寧に淹れたコーヒーをトレイで供するスタイルで、昔の喫茶店のような落ち着きとスペシャルティコーヒーの本格さが同居します。にぎやかな南浦の雑踏から一歩離れて、静かな5階で過ごすコーヒータイムは格別です。
クラウドバム(클라우드밤)
BIFF広場のすぐそば、2013年から続くルーフトップカフェ。ビルの2〜4階を使った店内はレトロかわいい雰囲気で、屋上からは南浦の街並みが見渡せます。夏の主役は写真のメロンのパフェとワッフル。ころんと丸いメロンの果肉とアイスが重なったパフェは、暑い釜山観光の途中のごほうびにぴったりです。Kakaoマップ★4.7と満足度も高め。国際市場・チャガルチ市場の食べ歩きとセットで立ち寄りやすい立地です。
広安里エリア
広安大橋のビュースポットとして人気の広安里ビーチ。毎週土曜の夜にはドローンショーも開催されるので、カフェ→ビーチ散歩→夜のショーの流れが鉄板コースです。
フロントコーヒー(프론트커피)
広安里ビーチの真正面、ビルの6階から広安大橋を一望できるオーシャンビューカフェ。Kakaoマップの口コミ800件超は広安里エリアで断トツです。写真は公式Instagramで紹介された冬シーズンのクリーム抹茶&クリームチョコ。ふわふわのクリームを浮かべた一杯を、窓一面の海と広安大橋を眺めながら楽しめます。公式Instagramでは旅行者向けにキャリーバッグ置き場の案内もあり、チェックイン前後の時間調整にも使いやすい一軒です。
南川緑茶あずきかき氷(남천녹차팥빙수)
広安里の南側・南川洞で愛され続ける、緑茶あずきかき氷の専門店。韓国のテレビ番組「生活の達人」でも紹介された名物店で、Kakaoマップ★4.4・口コミ280件超の実力です。写真のように、ふわふわの氷の上に自家製あずきをたっぷりのせ、宝城(ボソン)産の緑茶パウダーを振りかけた一杯は、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙。昔ながらの店構えも含めて「地元の夏」を味わえる、観光カフェとはひと味違う一軒です。
影島エリア
南浦から橋を渡った先の影島は、海沿いのヒンヨウル文化村や倉庫リノベ空間など「歩いて楽しい」カフェの島。半日かけてのんびり巡るのがおすすめです。
リスボア(리스보아)
ヒンヨウル文化村の入口に建つ、ポルトガル・リスボンの名を冠した欧風テラスカフェ。Kakaoマップ★4.7・口コミ700件超は影島エリアでトップクラスです。動画は公式Instagramより「陽ざし、海のきらめき、そしてロマン」。その言葉どおり、ヨーロッパの海辺の街を思わせるテラスときらめく海の組み合わせが最大の魅力で、屋上からは釜山の海と空をひとり占めできます。白い壁の家々が連なるヒンヨウル文化村の散策と合わせて、影島らしい半日コースが完成します。
無名日記(무명일기)
1950年代の港湾倉庫をリノベーションした、影島・蓬莱洞の複合文化空間。カフェに雑貨店やギャラリーが同居し、古い木の柱や鉄骨をそのまま生かした大空間は圧巻です。シグネチャーは写真のコットンクリームラテ。ふわりと綿雲のようなクリームがのった一杯を、歴史を感じる空間でゆっくり味わえます。韓国の旅行情報サイトやメディアにもたびたび登場する、影島の「物語のあるカフェ」の代表格です。
温泉場エリア
東莱温泉のお膝元・温泉場は、実は「釜山コーヒーの聖地」。世界一のバリスタを生んだロースターの本店がここにあります。温泉と名カフェを一度に楽しめる、通好みのエリアです。
モモスコーヒー 釜山本店(모모스커피)
2019年のワールド・バリスタ・チャンピオンシップで韓国人初の世界チャンピオンとなったチョン・ジュヨンさんが所属する、釜山を代表するスペシャルティコーヒーの旗艦店。写真のように、韓屋の趣と緑の庭を生かした本店の空間そのものが見どころです。Kakaoマップの口コミは1,300件超で、温泉場エリアどころか釜山全体でも指折りの存在。コーヒー豆やドリップバッグはお土産にもおすすめです。支店の情報も含めた詳しい紹介はモモスコーヒー全店舗ガイドをどうぞ。
ニングル(닝구르)
2020年から店主がひとりで営む、温泉場の小さな焼き菓子カフェ。塩パンと焼き菓子が主役で、Kakaoマップ★4.9というエリア屈指の高評価を誇ります。名物は写真の週替わりの焼きプリン。コーンの上にクリームをたっぷり絞ったユニークなスタイルで、この週は黄チーズチョコケーキ味でした。何が登場するかは公式Instagramで発表されるので、訪問前のチェックが楽しみのひとつ。モモスコーヒーとはしごすれば、温泉場カフェ散歩が完成します。
機張エリア
釜山の北東の海沿いに広がる機張は、「わざわざ行く価値のある」大型絶景カフェの宝庫。市内からは少し距離がありますが、そのぶん海と建築を独り占めするような時間が待っています。
チルアムサゲ(칠암사계)
大韓民国製菓名匠のイ・フンヨン氏が手がける、機張・日光の海辺の大型ベーカリーカフェ。Kakaoマップの口コミは1,700件超と、機張エリアで最大級の人気です。看板は写真の塩パンで、焼き上がりを待つ行列ができるほど。バターの香りとほどよい塩気は、名匠の技を感じるおいしさです。海を望む席と専用駐車場があり、ドライブがてらの訪問にも向いています。あんバターや栗のデニッシュなどパンの種類も豊富です。
ウェイブオンコーヒー(웨이브온커피)
韓国建築文化大賞を受賞した白いコンクリートの建築と、目の前に広がる海。機張の最北・月内エリアに建つウェイブオンは、「韓国の絶景カフェ」の代名詞的存在です。写真のように、海に向かって青いビーズクッションがずらりと並ぶ屋外デッキが気持ちよく、松の木陰で波の音を聞きながらのんびりできます。Kakaoマップの口コミは1,100件超。市内からは遠めですが、この景色のためだけに機張まで足を延ばす価値は十分にあります。
釜山カフェ巡りをもっと楽しむために
カフェ巡りの合間には釜山グルメもぜひ。エリア別の食べ歩き情報は釜山グルメおすすめランキングにまとめています。また、カフェの写真をたくさん撮ってSNSにアップするなら、データ通信は容量に余裕のあるeSIMが安心。観光スポットを組み合わせて回るなら、人気施設が無料になるVISIT BUSAN PASSもチェックしてみてください。
最新のオープン情報やイベントは韓国イベントカレンダーで毎日更新中。「旬カフェ」枠も定期的に入れ替えていくので、釜山に行くたびにこのページをのぞいてもらえたらうれしいです。

