釜山の繁華街・南浦洞(ナンポドン)と影島(ヨンド/영도)を結ぶ影島大橋(영도대교)。実はこの橋、今でも毎週土曜日の14時にぐぐっと跳ね上がるんです。週にたった1回・15分だけのスペシャルなショー。
私自身、釜山で実際にてから完全にハマってしまったスポットです。西面や海雲台の観光地に比べて日本人観光客の知名度がいまひとつで、「えっ、釜山にこんなスポットがあるの!?」と驚くこと間違いなし。釜山好きさんにはぜひ一度足を運んでほしい、私の推しスポットのひとつです。
影島大橋の跳ね橋ってどんなもの?
影島大橋は1934年に完成した、韓国で最初の連陸橋であり、現在も動いている唯一の跳開式(はねあげ式)橋。コロナ禍で2020年2月から中断していた跳ね橋イベントが、2022年6月に再開。現在は週1回・土曜日14時のみにスケジュールが縮小され、そのレア度がさらに上がりました。ちなみにこの「週1回」という頻度は、住民の生活への配慮に加えて、跳ね橋の可動部(回転軸のベアリングなど)の負担を抑え、橋そのものの耐用年数を延ばす狙いもあるそうです。
跳ね上がる部分の長さは31.3m、重さはなんと約590トン。それがわずか2分ほどで75度の角度まで持ち上がります。橋の上で待機していた車も歩行者もいったん退避し、サイレンとともに静かに、でも確実に持ち上がっていく光景は、本当に「うわぁ…」と声がもれます。
おすすめは「正面 → 側面」の2段階観覧

管理人のおすすめは、最初は跳ね橋の正面から、途中で下のユラリ広場(유라리광장)に移動して橋の側面から、と2回楽しむのが本当に最高です。
- 1段階目:正面 道路レベルから真正面に橋が立ち上がっていく姿を見る。橋の重量感とスケールがダイレクトに伝わってきて圧巻。
- 2段階目:側面(ユラリ広場) 橋が動き出したら下のユラリ広場へ移動。海をバックに横から見るアングルは、橋の角度や跳ね上げの軌跡が美しく、写真映えも抜群です。

たった15分のあいだに、視点を変えて2回違う表情を楽しめるのがこの跳ね橋の面白いところ。正面で迫力、側面で美しさ、両方しっかり味わえます。
ユラリ広場には朝鮮戦争当時の避難民をモチーフにした像も立っています。影島大橋は朝鮮戦争のころ、家族とはぐれた人たちが「ここで会おう」と再会を約束した場所として知られていて、その背景を知って訪れると、目の前の景色が違って見えてきます。映えだけじゃない、奥行きのある観光地なんです。
開催スケジュールと、夏に行くなら知っておきたいこと
- 開催日時:毎週土曜日 14:00〜14:15(約15分間)
- 13:30頃から人が集まり始めるので、ベストポジションで見たい方は少し早めに到着するのがおすすめ
そしてここが大事なポイントなのですが、強風注意報・豪雨注意報・気温30度以上の日など、安全基準により中止となる場合があります。中でも気温30度ルールがクセモノで、2024年夏には30度超えで合計8回も中止になったとの報道がありました。釜山の真夏(7〜8月)は普通に30度を超える日が続くので、夏休みシーズンに行くと「楽しみにしていたのに中止だった…」となりがちです。正直なところ、ベストシーズンは春・秋・冬。安心して見たいなら、この時期の土曜日を狙うのがおすすめです。
ただし、2025年夏には期間限定で夜間特別イベントが試験開催された実績もあります。(毎週土曜20:00〜20:15、プロジェクションマッピング+ARフォトゾーン付き)。夜の海をバックに橋が立ち上がる演出は、これはこれで絶対に見たい!今夏の運用はまだ発表されていませんが、、夏に訪れる予定なら事前に釜山施設公団(1670-8114)や釜山市の公式情報をチェックしておくとよいでしょう。
スポット情報
- 住所:釜山広域市 影島区 太宗路 46(부산광역시 영도구 태종로 46)
- 跳ね橋イベント:毎週土曜日 14:00〜14:15
- 料金:無料(観覧自由)
- アクセス:地下鉄1号線「南浦駅(남포역)」6番または8番出口 徒歩約4分
- 問い合わせ:釜山施設公団 1670-8114
まとめ
韓国でただひとつ、今も跳ね上がる橋。週に1回・15分だけという希少さ、釜山賛歌が響くドラマチックな演出、そして正面と側面で2度楽しめる構成。私が大好きな釜山の名所です。夏は中止リスクがあるので、おすすめは春・秋・冬の土曜日。「もっと多くの人に知ってほしい!」と心から思える隠れスポットなので、次に釜山に行く土曜日があれば、ぜひ14時に影島大橋へ。

