今回は釜山・南浦(ナンポ)の大・大・大人気店の『ハルメ カヤ ミルミョン』を紹介します。
南浦洞にあるハルメカヤミルミョン
— chii317love (@rosefeerie) August 22, 2019
釜山の郷土料理と聞いて食べに行きました♡ハサミで混ぜてくれるなんて斬新✨
とってもコシがあって美味しかったです♡また食べたい♡ pic.twitter.com/9F42Nn4LUu
ミルミョンとは釜山名物の小麦で作った冷麺。冷やし中華のようなイメージです。

こちらのお店は大通りから一本路地に入ったところにあり、ちょっと場所がわかりずらいのでよく場所を確認してから行きましょう。
さて、まずお店の名前から少しお話をしていきますが、まず가야(カヤ)というのは釜山にある地名のことで西面駅の一つ西にカヤ駅というのがあるのですがこのあたりのことです。
続いて、「할매(ハルメ)」とは「おばあちゃん」という意味です。
うんっ!?!?
はい。韓国語を勉強されている方や韓国ドラマがお好きな方は引っかかりますよね。
何故なら「おばあちゃん」は「할머니:ハルモニ」だからです。
でも、「ハルメ」も「おばあちゃん」なのです。
ますます「???」でしょうか。
実は「ハルメ」は釜山(慶尚南道:キョンサンナンド)の方言なのです。
ということで、韓国にも方言があるんですね。
ちなみに釜山のオジサンの「なまり」は特に強いのですが、どのくらい強いかというとソウル出身の韓国人の方が聞き取り困難なほどだそうです。
これはイントネーションの違いというよりは、標準語と釜山の方言では使っている単語そのものが結構違うとのことでした。
日本で例えるなら東京の人が東北に行くような感じだと私は勝手に思っています。

メニューは「밀면:(ムル)ミルミョン(スープ有り)」、「비빔면:ビビンミョン(スープ無し)」、「만두:マンドゥ(ギョウザ)」の3種類。
大は「デ」、小は「ソ」と言いますが、一般サイズは小の方になります。
それと사리(サリ)とは追加の麺のことです。

こちらはミルミョンには必ずついてくる「ユクス」というもので牛ダシのスープです。
どのお店でもやかんに入って出てきます。

まずマンドゥから。
大きいですね!

具もしっかり入ってますよ。
こちらが(ムル)ミルミョンです。
スープはシャーベット状で、これからの暑い季節には最高です。

セットではこんな絵になります。
とっても美味しそうですね!

ミルミョンはハサミで1、2回麺を切ってから食べるのが一般的です。
そしてよく混ぜてから食べてくださいね。
※実はさっきのメニューの写真の上側に食べ方が書いてありました。
さて、肝心のお味ですが・・・もちろん美味しいです!
ミルミョンでは赤いヤンニョムジャン(タレ)が必ずのっていますが、見た目程は辛くないことが多いです。
このミルミョンもあまり辛くはありませんので、辛い物が苦手な方でも大丈夫だとおもいます。
「ハルメ カヤ ミルミョン」は南浦の大人気店ですので、ぜひみなさんも行ってみてください!
おススメ度:★★★★★
-ハルメ カヤ ミルミョン-
店舗名:할매 가야 밀면
定休日:年中無休
営業時間:10時半~21時半
住所:56-14 Gwangbok-ro Jung-gu Busan
電話:051-246-3314
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