「西面(서면)で買い物したあと、もうひとつ何か楽しめないかな」「雨予報だけど、室内で遊べる場所はある?」——そんな選択肢を探していて、気になるお店を見つけました。田浦(전포)カフェ通りのすぐそばにある「マリアンジュ(마리앤쥬)」。調べてみると、キツネの群れと触れ合える、ちょっと規格外の動物カフェでした。
マリアンジュってどんなところ?
マリアンジュは2023年12月にオープンした、カフェ併設の動物ふれあいスポットです。人間側の席に動物を連れてくるのではなく、動物たちが暮らすお部屋に人がお邪魔していくスタイル。動物たちにとっての「おうち」で、リラックスした素の姿に会えるのが魅力です。
そして最大の看板がキツネ。日本で「キツネに会える場所」というと山あいの施設が思い浮かびますが、ここは駅近のビルの3階です。釜山の人気インスタグラマーが「国内でいちばん多くのキツネが集まる場所」と紹介するほどで、公式Instagramには今もキツネたちの日常がひんぱんに投稿されています。上の投稿は2026年7月のもの。コメント欄の「釜山店ですか?」という質問に、公式が「はい、そうです」と答えていたので、いま釜山で会えるのは間違いなさそうです。
ちなみに、こう見えて書類のうえでは釜山市に正式登録された「動物園」でもあります。動物にくわしい飼育士さんが常駐しているのはそのためで、接し方をその場で教えてもらえるから、初めてでも安心です。
会える動物たち——入口ではアルパカがお出迎え
訪問者の投稿を見ていくと、入口では放し飼いのアルパカが出迎えてくれるようです。肩に乗ってくるミーアキャット、膝の上で眠るフェレット、おんぶできる子アライグマ——距離の近さが伝わる投稿が次々に見つかります。会える動物はざっとこんな顔ぶれです。
- キツネ(このお店の看板的存在)
- アルパカ・ミーアキャット・フェレット・スカンク
- アライグマ・ブタ・ウサギ・モルモット
- カメ・インコ・ハリネズミ・爬虫類など、全部で約40種
飼育士さんが動物の名前や習性を説明しながら案内してくれるので、動物にくわしくなくても楽しめそうです。動物と触れ合うエリアとカフェスペースが分かれているので、途中で一息つきたい人や、動物が少し苦手な同行者がいても大丈夫という作りになっています。
訪問者の投稿には「人懐っこいアルパカに子どものフードや腕を軽く噛まれた」という声もありました。小さなお子さん連れはスタッフの案内をよく聞いてから近づくと安心です。また、動物と触れ合う場所の性質上、服ににおいが移ることがあります(店内に消臭スプレーの用意あり)。動物の顔ぶれや触れ合いの内容は時期によって変わるので、最新の様子は公式Instagramでチェックしてから行くのがおすすめです。
料金と利用の流れ——予約なしでOK
入場料は1人15,000ウォンで、たっぷり2時間制(超過は10分ごとに1,000ウォン)。12ヶ月以下の赤ちゃんは証明書類があれば無料です。ドリンクは別料金(アメリカーノ3,000ウォン〜)なので、カフェ利用まで含めて1人2万ウォン弱をみておけば十分。予約は不要で、当日ふらっと立ち寄れます。
当日の流れはシンプルです。受付を済ませたら、動物のお部屋には靴を脱いで入るため靴下が必須(忘れても店内で1,500ウォンで購入できます)。荷物をロッカーに預けて、飼育士さんの案内で各お部屋を回り、疲れたらカフェスペースで休憩——という2時間。ベビーカーでの入店やベビーチェアの用意もあるとのことで、子連れ設備も揃っているようです。
アクセスと店舗情報——最寄りは田浦駅
場所は西面と田浦のちょうど中間あたり、商業ビル「西面サンヨンプラチナム」の3階。最寄りは西面駅ではなく、地下鉄2号線でひと駅隣の田浦駅(전포역)7番出口で、そこから徒歩6分ほどです。田浦カフェ通りのすぐそばなので、カフェ巡りとセットで予定を組むのがおすすめ。車なら建物の地下駐車場が1時間無料で使えます。
まとめ:雨の日の切り札にしたい
ビルの3階でキツネの群れに囲まれる——想像するだけでちょっと非日常ですよね。梅雨や真夏の「予定が崩れた日」の切り札として、次の釜山旅の候補に入れておきたいスポットです。私も次に西面へ行くときは立ち寄ってみようと思います。
覚えておくのは3つだけ。靴下を忘れずに(当日購入も可)・予約は不要・最寄りは西面駅ではなく田浦駅7番出口。これで当日も迷いません。

