釜山の人気観光スポットの一つである甘川文化村/カムチョン ムンファ マウルは韓国のマチュピチュとも呼ばれており、私の友人が釜山に来た際にはまず連れて行くところです。
この記事では甘川文化村へのアクセス/行き方を詳しく解説していきます!
甘川文化村へのおすすめの行き方/アクセス方法
まず甘川文化村へのおすすめのアクセス方法について結論からお伝えすると・・・
★代表的なアクセス方法★
・土城駅又はチャガルチ駅からタクシーに乗る
・チャガルチ駅の3番出口からマウルバスに乗る
・土城駅の6番出口からマウルバスに乗る
※大差は無いので好みや旅程に応じて決めればOKです!
効率的に早く行きたいならタクシーがおススメですし、旅の雰囲気をじっくり楽しみたいならマウルバスに乗るのがおススメです!
それでは詳しく解説していきます。
甘川文化村へのバスでの行き方/アクセス
甘川文化村へは電車だけでは行けないのでマウルバスに乗って行く方法が一般的です。
そしてマウルバスには地下鉄1号線のチャガルチ駅又は土城/トソン駅から乗ることができ、甘川文化村までの所要時間は10分~15分程度です。
上記の2つの駅から甘川文化村行きのマウルバスに乗ることができますが、どちらの駅から乗っても同じ路線のマウルバスに乗車することになります。
それでは地図で確認してみましょう。
甘川文化村行きのマウルバスはチャガルチ駅を出発した後に土城駅を経由してから甘川村に向かいます。
バス停は地図中の矢印のところにあるのでどちらの駅からも乗車をすることが可能で利便性に大差はありませんが、どちらかと言えばチャガルチ駅をおすすめします。
★チャガルチ駅からマウルバスに乗るメリット★
・チャガルチ駅はバスの起点なので座れる可能性が高い
・改札からバス停までの距離がチャガルチ駅の方が100mくらい近い
・土城駅のバス停までは少しだけ上り坂なので疲れる
土城駅からバスに乗車するメリットとしては数分ですが甘川村までのバスの乗車時間が短くなるのでバスがとても苦手という方にはおススメです。
チャガルチ駅から甘川文化村への行き方
■チャガルチ駅のバス停は2か所ある!
チャガルチ駅から甘川村行きのマウルバスに乗れるバス停は3番出口と1番出口の2か所にあります。
マウルバスが3番出口のバス停(起点)を出発するとすぐにUターンして1番出口にあるバス停に停車します。
なので、1番出口 or 3番出口のどちらのバス停から乗っても良いのですが3番出口のバス停の方が改札から近いので3番出口のバス停から乗車するのがおススメです。
■チャガルチ駅 3番出口のマウルバス乗り場
ではチャガルチ駅の3番出口からバス停までのは道のりを説明します。
3番出口を出たら振り返って交差点の方へ向かいます。
交差点まで来たらそのまま歩道に沿って右のほうに歩いて行きます。
※交差点は渡りません。
交差点で右を向くと正面奥にGS25(コンビニ)が見えてきます。
GS25を少し過ぎたところにマウルバスのバス停があり、チャガルチ駅の3番出口から徒歩2~3分程で到着します。
甘川村に行くバスは「1-1」、「2」、「2-2」の3系統です。
ちなみに降りるバス停は『감청초등학교/감천문화마을(カムチョンチョドン ハッキョ/カムチョン ムンファ マウル):甘川小学校/甘川文化村』という一番長い名前のバス停です。
各バスとも所要時間は10分~15分程度です。
今回は「2-2」のバスに乗ってみます。
甘川村に行くマウルバスの車体側面には「甘川文化村」と表示されています。
バスの運行本数は充実しているので長くても10分待てばバスが来るでしょう。
マウルバスが出発してしばらくするとクネクネした急斜面に入ります。
そして出発から15分程すると甘川文化村に到着するのでブザーを押して降りなければなりません。
甘川文化村は(2番バスを除いて)終点ではありません。
ただ、このバスに乗車する人のほとんどが甘川文化村で下車するはずなので一緒に降りればOKです。
■ストリートビューで道順を確認する
※24時間スーパー(cham mart)の目の前にあるバス停から乗車します
土城/トソン駅から甘川文化村への行き方
ここからは土城駅から甘川文化村へのアクセス方法について解説していきます。
土城/トソン駅で電車を降りたら6番出口に向かいます。
6番出口付近には甘川村行きのバス停があることから、このようなアートな階段になっています。
こちらが6番出口を出たところです。
6番出口を出てまっすぐ進むとこの交差点にあたるので、交差点は渡らずに歩道に沿って右の方向に歩いて行きます。
交差点を右に進んだらあとは緩やかな上り坂を直進するだけです。
途中にあるこの大きな救急病院を過ぎたらバス停まではあと少しです。
病院を過ぎるとバス停が見えてきますが、ここには「市内バス」と「マウルバス」の2つのバス停が並んでおり、まず見えてくるのは屋根付きの市内バスのバス停です。
上の写真の白と青のカラーのバスが「市内バス」です。
そして市内バスのすぐ奥にあるこちらがマウルバス用のバス停です。
「1」と「2」と「2-2」のマウルバスが甘川村に向かいます。
チャガルチ駅から乗るマウルバスとすべて同じです。
マウルバスの車体に書いてある『甘川文化村』という文字を確認してから乗車しましょう!
ちなみに時間帯にもよりますが土城駅から乗車するとこのように満席の状態になることが多いです。
■ストリートビューで道順を確認する
マウルバスの車内アナウンス
さて、ここからは長い長い余談かつ韓国語が少しだけ分かる方に向けてとなりますが、バスの車内アナウンスについて詳しく説明します。
バスでは車内アナウンスが下記の順序で流れます。
①「次(1つ目)に止まるバス停の名前」
②「その次(2つ目)に止まるバス停の名前」
実際の韓国語では下記のように聞こえます。
①イボン ジョンリュジャン○○イムニダ (今回の停留場は○○です。)
②タウム ○○イムニダ(次は○○です。)
ポイントは1つ目に止まるバス停を이번(イボン:今回)、2つ目に止まるバス停を다음(タウム:次)と表現しているということです。
韓国語が少しわかる方であれば「タウム~目的地のバス停~イムニダ」と聞こえると『次で降りなきゃ!』と思うかもしれませんが、このタウム(次)というのは2つ目に止まるバス停のことを指しています。
実は私が初めて釜山でバスに乗った時にこれが理解できておらず間違えて1つ手前のバス停で下車してしまったことがあったのでした。笑
ということで、甘川村バス停の2つ前になると・・
『イボン ジョンリュジャン ○○ イムニダ. 』
『タウムカムチョン チョドンハッキョ、カンチョン ムンファマウル イムニダ』と聞こえてきます。
でも、ここで慌てて降りてはいけません!
そして、もう一つバス停を過ぎた後に・・・
『イボンジョンリュジャン カムチョン チョドンハッキョ、カンチョン ムンファマウル イムニダ.』
と聞こえてきますのでこのアナウンスが聞こえたらブザーを押して降りましょう。
長い長い余談でしたが、実は私がこの記事で一番書きたかったことはコレです。笑
でも、一番最初に言った通り他の観光客と一緒に降りればだいたいOKです!!
甘川文化村からの帰りのバス
さて、帰りのバスの乗り方です。
帰りのバス停は甘川村入口のちょうど向かい側にあります。
チャガルチ駅に帰るには「1-1」、「2」、「2-2」に乗ります。
どのマウルバスも終点が충무동교차로 :チュンムドン キョチャロ(行きで乗ったチャガルチ駅近くのバス停)になっています。
釜山のバスは終点のバス停に着いても強制降車とはならない場合があります。
終点で自ら降りないと再度甘川文化村に向かって出発してしまうのでご注意ください
甘川文化村へのタクシーでの行き方
これまでマウルバスでの行き方について説明してきましたが、ここからはタクシーでのアクセスについて紹介します。
韓国のタクシーは安いので衝撃の結果だと思います。
まず、タクシー乗車時にはこう伝えるのが良いと思います。
韓〉カムチョン ムナ マウル カジ カジュセヨ
한〉감천문화마을 까지 가 주세요.
日〉甘川文化村まで行ってください。
※話すときは「ムンファ」ではなく「ムナ」と言った方が伝わり安いかと思います。
土城駅から甘川文化村までタクシーを利用する
まずは最寄り駅である土城駅から甘川文化村までのタクシー料金をNAVERマップで検索してみましょう。
タクシー料金は衝撃!の4,800₩(約480円)、所要時間はあっというまの3分です。
3人以上で乗車するとバス代より安くなりますね。
甘川村方面へは土城駅の6番出口でタクシーを捕まえて乗車するとスムーズです。
チャガルチ駅から甘川文化村までタクシーを利用する
続いてチャガルチ駅から甘川文化村までのタクシー料金を検索してましょう!
チャガルチ駅からのタクシー料金は5,400₩(540円)です。
所要時間は6分。
タクシーの利用はハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが非常に魅力的なアクセス手段です!
甘川村方面へはチャガルチ駅の1番、3番、7番出口でタクシーを捕まえて乗車するとスムーズです。
甘川文化村の紹介
では甘川文化村の中をちょっとだけ紹介します。
甘川文化村には1本のメインストリートにお店や写真スポットがほぼ集まっています。
メインストリートには多数の飲食店や雑貨店が並んでます。
チマ チョゴリのレンタルショップもあり、日本人の方が着ているのをよく見かけます。
星の王子様のスマホ ケースも人気です!
甘川文化村入口のすぐそばにある靴下屋さん非常に人気です。
もしかしたら甘川文化村で一番賑わっているところはここかもしれません。
友人をこちらに連れて行くと「かわいい!」「かわいい!!」と連呼しながらよく買い物して行きます!
主な写真撮影のスポット
写真撮影のスポットもたくさんあるのでいくつか紹介します。
そして一番人気はこちらです。
入口からかなり奥の方にありますが、写真撮影の順番待ちでいつも行列が出来ています。
ちなみに下からも撮影することができ可愛いお顔が覗けますよ!笑
そしてそしてさらには2021年5月にBTSのジョングクさんとジミンさんの壁画も登場しました!
すごーくキレイに描かれているので人気沸騰するに間違いありません!!
さらにさらにグクミン壁画のちょうど向かいにバンタン壁画が2023年10月に誕生しました。
アミのみなさんにはとても嬉しいですね!
■ストリートビューで甘川文化村を確認する
※ググミンの壁画まで辿り着けます!
甘川文化村アクセス・まとめ
甘川文化村へはタクシー又はマウルバス(チャガルチ駅or土城駅)を利用して向かうことができます。
マウルバスを利用する場合はチャガルチ駅の3番出口のバス停から乗車するのがおススメです。
マウルバスは「1-1」、「2」、「2-2」が甘川文化村へ向かいます。
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コメント
コメント一覧 (6件)
ありがとうございました。行ってみますね
コメントありがとうございます!
どちらかと言えばチャガルチ駅からバスに乗るとほぼ確実に座れるのでおススメです。
もしお時間ありましたらテジクッパのお店にも行ってみてくださいね★
めちゃくちゃわかりやすくて、助かりました。行ってきます〜
コメントありがとうございます!
甘川文化村は坂や階段が多いので歩きやすく靴で、お気をつけていってらっしゃいませ。
誰よりも分かりやすいアクセス方法、素晴らしいです。安心してバスに乗ることが出来そうです。
ありがとうございます。
気をつけていってらっしゃいませ。