「韓国旅行にはK-ETAの申請が必須」——数年前のブログ記事や動画には、そう書かれています。それを見て「え、何か申請しないとダメなの?」と不安になった方、安心してください。日本国籍の方は2026年12月31日まで、K-ETAは免除=申請不要です。
この記事では、K-ETA(電子渡航認証)が今どういう扱いになっているのか/免除はいつまでか/代わりに何が必要かを、韓国法務部・日本大使館の一次情報ベースで解説します。免除が終わった場合に備えて、申請方法と料金、そして検索上位に紛れ込む「公式そっくりの代行サイト」の見分け方もまとめました。
結論:いま日本人にK-ETAは不要です
・K-ETAの申請=2026年12月31日まで一時免除(取らなくてOK)
・代わりに必要なのはパスポート+e-Arrival(電子入国申告)だけ
・仁川でも金浦でも釜山(金海空港)でも扱いは同じです
K-ETAは今、必要ありません(2026年12月31日まで免除中)
韓国政府(法務部)は観光活性化策として、日本を含む22の国・地域を対象にK-ETAの適用を一時免除しています。現在の免除期間は2026年1月1日〜2026年12月31日。観光や短期商用など、ビザなし(無査証)で入国する場合は、K-ETAの申請・取得は必要ありません。
免除対象は次の22の国・地域です:日本・アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オランダ・ベルギー・オーストリア・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・フィンランド・ポーランド・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・台湾・香港・マカオ。
免除は国籍単位なので、どの空港・港から入国しても扱いは同じです。釜山の金海国際空港も、釜山港(フェリー)も、もちろん対象。「釜山から入る場合は違うの?」という心配は不要です。
免除中でも「あえて申請」することはできます
実は免除期間中でも、希望すればK-ETAを申請すること自体は可能です(手数料はかかります)。有効なK-ETAを持っているとe-Arrival(電子入国申告)の提出が免除されるため、「毎回の入国申告が面倒」という韓国リピーターの方が、あえて取得するケースがあります。年に何度も渡韓する方以外は、無理に取る必要はありません。
免除はいつまで?延長される?
現在の免除期限は2026年12月31日です。「その後はどうなるの?」が気になるところですが、まず今までの経緯を見てください。
| 発表時期 | 内容 |
|---|---|
| 2023年3月 | 2023年4月1日〜2024年12月31日まで免除(免除スタート) |
| 2024年12月 | 2025年12月31日まで延長(1回目の延長) |
| 2025年12月23日 | 2026年12月31日まで延長(2回目の延長・現在ここ) |
ポイントは2つあります。1つ目は、これまで2回とも延長されてきたこと。韓国は外国人観光客の誘致に力を入れており、主要な送客国である日本への免除をやめる動機は今のところ見当たりません。
2つ目は、延長の発表が毎年12月後半と、かなりギリギリなこと。昨年も発表は12月23日で、「年明けに渡韓予定なのにどうなるの?」という混乱が起きました。
2027年1月以降に渡韓予定の方へ
12月の公式発表までは「延長 or 終了」が確定しません。焦って代行サイトで申請したりせず、公式発表を待てばOKです(発表が出たらこのページを当日中に更新します)。仮に免除が終了しても、申請はオンラインで完結・通常24時間以内に結果が出ます。
もし免除が終了したら?
従来のルールに戻るだけなので、慌てる必要はありません。その場合は出発(搭乗)の72時間前までにオンラインで申請し、手数料10,000ウォン(カード決済手数料込みで約10,300ウォン≒約1,100円)を支払います。一度取得すれば3年間有効で、期間内は何度でも入国に使えます。申請方法はこの記事の後半にまとめてあるので、そのときはブックマークからどうぞ。
代わりに必要なのは「e-Arrival(電子入国申告)」
「K-ETAが不要なら、何も準備しなくていいの?」——ここが一番誤解しやすいところです。現在の韓国入国では、以前のような紙の入国カードが廃止され、e-Arrival Card(電子入国申告)をオンラインで提出する方式になっています。
- 提出できるのは入国予定日の3日前(72時間前)から。無料です
- SES(自動出入国審査)登録者や、有効なK-ETA保持者は提出不要
- 年齢を問わず1人1件必要(乳幼児も含む・保護者が代理提出OK)
e-Arrivalの出し方、入国審査や税関申告を含めた入国手続きの全体の流れは、こちらのガイドで最初から順番に解説しています。
「e-Arrivalの入力手順だけをすぐ知りたい」という方は、各ステップの画面を図解した電子入国申告(e-Arrival Card)の書き方ガイドもあわせてどうぞ。
K-ETA(電子渡航認証)とは?基礎知識
K-ETA(Korea Electronic Travel Authorization)は、ビザ免除国の渡航者に事前のオンライン認証を義務付ける制度で、2021年9月1日から本格運用が始まりました。アメリカのESTAの韓国版、と考えるとイメージしやすいと思います。
| 対象 | ビザ免除対象国・地域の渡航者(観光・短期商用など) |
| 現在の扱い | 日本など22の国・地域は2026年12月31日まで免除 |
| 有効期間 | 3年間(2023年7月3日より前に取得した分は2年間) |
| 入国回数 | 有効期間内は何度でも可 |
| 滞在可能日数 | 1回につき90日以内 |
| 申請期限 | 出発(搭乗)の72時間前まで |
| 手数料 | 10,000ウォン+カード決済手数料(合計 約10,300ウォン) |
| 取得メリット | e-Arrival(電子入国申告)の提出が免除される |
ビザ(査証)を取得して渡航する場合、K-ETAはそもそも対象外=不要です。
K-ETAの申請方法(免除終了時・対象外の国籍の方向け)
いま日本国籍の方は申請不要ですが、免除が終了したとき・免除対象外の国籍のご家族や友人と渡韓するときのために、申請方法を残しておきます。公式の日本語解説動画が分かりやすいので、まずはこちらを。
申請はK-ETA公式サイト・公式アプリから
申請はWEBサイトまたはモバイルアプリから。公式の窓口は次の3つだけです(それ以外は全て非公式の代行サイトです。後述)。
申請の流れと必要なもの

申請時に必要なもの
・パスポート
・メールアドレス
・顔写真データ(容量100KB・縦横700ピクセル以下)
・クレジットカード(手数料 約10,300ウォン≒約1,100円)
「Apply for K-ETA」から基本情報(氏名・生年月日など)→メールアドレス→パスポート情報→顔写真アップロード→手数料の決済、と流れに沿って進めれば申請完了です。顔写真はアップロードできる容量がかなり小さいので、写真リサイズアプリで縮小しておくとスムーズです。

許可が出るまで
審査は①生体情報(顔)②規制者情報③乗客危険度の3項目を自動分析する仕組みで、特に問題がなければ通常は24時間以内(早ければ数十分)に許可が出ます。結果は公式サイトの「K-ETA Application Results」から確認できます。

【重要】公式そっくりの「代行サイト」に注意
Googleで「K-ETA」と検索すると、公式サイトではなく代行申請サイトが上位に表示されることがあります。この点は韓国大使館からも注意喚起が出ています。
代行サイトは詐欺とまでは言えないものの、50ドル前後の代行手数料が上乗せされます。公式なら約1,100円で済むので、明らかに割高です。中には詐欺まがいの悪質なサイトもあるため、申請時は必ず公式サイトであることを確認してください。

本物の見分け方
・URLが k-eta.go.kr(韓国政府ドメイン「go.kr」)
・「大韓民国政府公式ウェブサイト」の表記と「Kロゴ」がある
・手数料は10,000ウォン+決済手数料のみ(数十ドルの請求は代行サイト)
K-ETAのよくある質問(FAQ)
釜山(金海空港)から入国する場合もK-ETAは不要?
不要です。免除は国籍単位のため、仁川・金浦・金海(釜山)・済州などどの空港でも、釜山港などの港でも扱いは同じです。
K-ETAの申請料金はいくら?
手数料10,000ウォン+カード決済手数料で、合計約10,300ウォン(約1,100円)です。ただし日本国籍の方は2026年12月31日まで免除中なので、そもそも支払う必要がありません。数十ドルを請求される場合は非公式の代行サイトです。
子どもの分も免除される?
免除されます(日本国籍なら年齢を問わず対象)。なお、e-Arrival(電子入国申告)は年齢を問わず1人1件必要で、保護者が代理で提出できます。
以前に取得したK-ETAはまだ使える?
有効期間内(2023年7月3日以降の取得分は3年間・それ以前は2年間)であれば使えます。有効なK-ETAがあると、e-Arrival(電子入国申告)の提出が免除されるメリットがあります。
Q-CODE(検疫情報の事前入力)は今も必要?
不要です。コロナ禍に使われていたQ-CODEは廃止されており、現在の韓国入国で検疫手続きは通常ありません(発熱などがなければ素通りでOK)。
ビザを取得して渡航する場合は?
K-ETAはビザ免除渡航者向けの制度なので、ビザ(査証)を取得している方はそもそも対象外=不要です。
まとめ|K-ETAは不要。準備すべきはe-Arrivalとその先
- 日本国籍なら2026年12月31日までK-ETAは申請不要(釜山入国でも同じ)
- 代わりにe-Arrival(電子入国申告)を入国3日前から提出(SES登録者は不要)
- 免除の延長・終了は毎年12月後半に発表→このページで当日中にお知らせします
- 申請が必要になっても、オンラインで約1,100円・通常24時間以内。代行サイトは使わない
入国の心配が消えたら、あとは楽しい準備だけです。出発前に整えておくと安心なものを置いておきます。
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制度は変わることがあります。実際の渡航に際しては、K-ETA公式サイトなど公的機関の最新情報もあわせてご確認ください。


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