「韓国の入国カードが電子化されたらしいけど、何をすればいいの?」——SNSやニュースでそう聞いて、出発前に不安になっていませんか?安心してください。紙の記入は一切不要。パスポートとスマホがあれば、オンラインで5分ほどで終わります。
この記事では、韓国の電子入国申告「e-Arrival Card」について、誰が・いつ・何を用意して・どう入力するかを、韓国法務部の公式サイトを直接確認しながらステップごとに解説します。ホテルが決まっていない場合の書き方や、家族・子どもの分の登録方法、SES登録者は本当に提出不要なのかといった、つまずきやすいポイントもまとめました。
結論:まずここだけ確認してください
・有効なK-ETAをお持ちの方→e-Arrivalの提出は不要です(このページはここで読み終わってOK)
・SES登録済みで自動ゲートを使う、2回目以降の入国の方→こちらも提出不要です
・上記以外の方(初めての渡韓、SES未登録など)→入国3日前から、無料で提出できます。以下で手順を解説します
e-Arrival Cardとは?紙の入国カードは廃止されました
以前の韓国入国では、飛行機の機内で配られる紙の「入国カード」に手書きで記入するのが一般的でした。この紙のカードはすでに廃止されており、現在はオンラインの電子申告「e-Arrival Card(전자입국신고서)」に一本化されています。運営は韓国法務部(出入国・外国人政策本部)で、手数料は完全無料。入国予定日の3日前(72時間前)から、到着までの間にオンラインで提出します。

提出先は公式サイトwww.e-arrivalcard.go.krのみです。これ以外のサイトはすべて非公式で、決済情報の入力を求めてくるものは詐欺の可能性が高いので注意してください(公式サイト自身が偽サイトへの注意喚起を出しています)。
⚠ 偽サイトに注意
e-Arrival Cardを名乗る偽サイトが確認されています。公式はwww.e-arrivalcard.go.krのみ。手数料は無料なので、決済情報の入力を求められたら非公式サイトです。検索結果の上位に紛れ込んでいることもあるので、URLを必ず確認してください。
e-Arrival Cardの書き方【5ステップ】
公式サイトが示す申告の流れは、次の5ステップです。難しい手続きはなく、パスポートを手元に置いてスマホで進めれば5〜10分ほどで完了します。
事前に用意しておくものは次の5つだけです。
- パスポート(顔写真ページ)
- 受信できるメールアドレス
- 搭乗便名・到着日
- 韓国での滞在先(ホテル名・住所)
- 渡航目的(観光など)
STEP1:規約同意とメールアドレスの登録


公式サイトのトップから「e-Arrival card(個人)」を選んで進みます(公式の区分では1〜9人までが「個人(Individual)」、10人以上や旅行会社は「Group」。家族での渡航なら基本的に個人モードでOKです)。個人情報の収集・利用に関する規約が表示されるので、「Agree to all(すべてに同意)」にチェックすれば一括で同意完了です。続けてメールアドレスを2回(本人確認用)入力します。
STEP2:パスポート情報の入力

パスポートの顔写真ページを見ながら、氏名(ローマ字)・パスポート番号・国籍・生年月日・性別・パスポートの有効期限を入力します。ここでの入力ミスは入国審査でのトラブルにつながるので、パスポートの表記と一字一句あわせて確認しましょう。
パスポートをスキャンしての自動入力もできます。
STEP3:渡航日程・滞在先の入力

搭乗便名・入国日・韓国での滞在先(ホテル名・住所・電話番号)・渡航目的を入力します。滞在先は英語表記でOKです(ホテル公式サイトの「Address」欄をそのままコピーすると確実)。
STEP4:入力内容の確認
これまでの入力内容が一覧で表示されるので、誤字脱字がないか確認します。特にパスポート番号・便名・滞在先住所は間違いやすいポイントです。
STEP5:提出・発給番号の保存
内容を確認して提出すると、発給番号(Application Number)が画面に表示され、登録したメールアドレスにも届きます。画面をスクリーンショットするか、メールを保存しておくと安心です。日本人の短期観光では入国審査時にこの画面の提示を求められることは基本的にありませんが、念のため控えておきましょう。
つまずきやすいポイントQ&A
ホテルがまだ決まっていない場合、滞在先は何と書けばいい?
提出時点で予約している宿泊先を記入すればOKです。友人宅に泊まる場合はその住所を、複数のホテルを転々とする場合は最初に泊まる宿泊先を記入しましょう。提出後にホテルが変わっても、入国審査前であれば「Check/Edit」から修正できるので、今の時点で分かっている情報で提出して問題ありません。
家族・子どもの分はどう登録する?
公式サイトは「14歳未満の子どもは、家族など他の人が代理で申告する」ことを明記しています。年齢を問わず1人につき1件の登録が必要ですが、個人モード(1〜9人)で同じセッション内にまとめて登録できるので、保護者が家族全員分をまとめて入力すれば大丈夫です。
登録を忘れていた・出発直前でも間に合う?
提出は入国3日前から入国当日まで可能です。空港の待ち時間やフライト中(Wi-Fi環境があれば)でも、スマホから5分程度で提出できます。ギリギリでも諦めずに手続きしましょう。
SES・K-ETAとの関係を整理
韓国入国に関する3つの制度は、それぞれ役割が違います。混同しやすいポイントなので、一度整理しておきましょう。
| 制度 | 役割 | 対象 |
|---|---|---|
| e-Arrival Card | 渡航情報の事前申告(このページ) | K-ETA保持者・SES利用者(次回以降)以外の全員 |
| K-ETA | 渡航前の入国許可(電子渡航認証) | 日本人は2026年12月31日まで免除中 |
| SES | 入国審査の自動ゲート利用 | 仁川空港で登録した人(2回目以降の入国で有効) |
釜山(金海空港)から入国する場合も同じ?
e-Arrival Cardの制度は入国する空港・港を問わず全国共通です。仁川空港はもちろん、金海国際空港(釜山)や金浦・済州から入国する場合も、同じ公式サイトから同じ手順で提出できます。「釜山から入るから何か違うのでは」という心配は不要です。
e-Arrival Cardのよくある質問(FAQ)
e-Arrival Cardの提出は本当に無料ですか?
はい、完全無料です。公式サイト(www.e-arrivalcard.go.kr)以外で決済情報の入力を求められた場合は、非公式の偽サイトなので入力しないでください。
K-ETAを持っていればe-Arrivalも提出しなくていい?
はい、有効なK-ETAをお持ちの方はe-Arrival Cardの提出は不要です。ただし日本人は2026年12月31日までK-ETA自体が免除されているため、多くの方はそもそもK-ETAを取得していません。その場合はe-Arrival Cardの提出が必要です。
SESに登録していれば何もしなくていい?
次回以降の入国であれば提出不要です。ただし今回初めてSES登録する場合は、その入国分のe-Arrival Cardは別途提出が必要です。
子どもの分も必要ですか?
年齢を問わず1人につき1件必要です。14歳未満の子どもは、保護者など家族が代理で申告できます。
提出したメールや発給番号を忘れたら?
公式サイトの「Check/Edit(照会・修正)」から、登録したメールアドレスで内容を再確認できます。発給番号が分からなくなっても、メール認証で照会可能です。
入国審査でe-Arrivalの画面を見せる必要はありますか?
日本人の短期観光では、基本的に提示を求められることはありません。オンラインでの提出がそのまま登録されているためです。ただし念のため、発給番号のメールやスクリーンショットは残しておくと安心です。
まとめ|パスポートとスマホで5分、迷ったら提出しておけば安心
- 紙の入国カードは廃止。オンラインのe-Arrival Cardに一本化(無料・入国3日前から)
- 有効なK-ETA保持者、SES登録済みで2回目以降の入国者は提出不要
- 手順は規約同意→パスポート情報→渡航日程→内容確認→提出の5ステップ、5〜10分
- 迷ったらとりあえず提出しておけば安心。入国審査前ならあとから修正も可能
- 公式サイトはwww.e-arrivalcard.go.krのみ。偽サイトに注意
入国の手続きが分かったら、あとは楽しい準備だけです。出発前に整えておくと安心なものを置いておきます。
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制度は変わることがあります。実際の渡航に際しては、e-Arrival Card公式サイトなど公的機関の最新情報もあわせてご確認ください。

