こちらの記事では歴史の街である東莱(トンネ)を紹介します。
又、私が釜山で一番好きな『トンネサムゲタン』も紹介していますのでぜひご覧ください。
東莱邑城探訪コース (前半)
釜山の中央に位置する東莱は朝鮮王朝時代に釜山広域市を管轄する東莱府が置かれていたことがあり、現在でもかつての建築物を復元して文化財として多数を保存しているエリアです。
又、東莱は歴史の街に加えて韓国でも有数の天然温泉が湧くエリアでもあります。
そんな歴史の街の東莱には史跡探訪コースがいくつか設定がされているのですが、今回はその中から一番おススメの『東莱邑城プリギル(ピンクコース)』と『忠烈祠(チュンリョルサ)』を紹介します。
東莱邑城とは豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に釜山の主戦場となった山城(城塞)です。
東莱邑城ピンクコースは地下鉄4号線の寿安(スアン)駅の5番出口が起点となります。
将官庁
将官庁は東莱府の将官たちが執務を行っていた所です。
東莱府 東軒
続いては東莱府 東軒(トンネフ トンホン)に向かいます。
東軒に向かっている途中でこんな像を沢山発見しました。
こちらの建物はなんと交番でした!
将官庁から徒歩5分程でこちらの『東莱府 東軒(トンネフ トンホン):釜山広域市 記念物 第60号』に到着しました。
こちらは東莱府の首領が公務を行っていた所です。
東莱市場と宗公壇
続いては東軒のすぐ裏にある東莱市場(トンネ シジャン)に来ました。
ここも探訪コースの中に組み込まれていました。
この東莱市場は釜山で最初にできた公設市場だそうです。
日用品から海産物まで様々なモノを取り扱っていました。
よく探すと掘り出し物が見つかるかもしれませんね!
続いては東莱市場の隣にある『宗公壇(ソンコンダン):釜山広域市 記念物 第11号』に来ました。
こちらには東莱邑城の防衛の際に命を落とした戦死者が祀られています。
東莱サムゲタン
さて、まだ探訪コースの途中ではありますが、少し疲れたのと宗公壇から次の博物館までは15分程歩くことになるので食事をすることにしました。
こちらのトンネサムゲタンは釜山イチお気に入りのサムゲタン屋さんとなっていますので、ぜひ実食ブログの方をぜひご覧ください
東莱邑城探訪コース (後半)
福泉博物館と福泉古墳群
■福泉(ボクチョン) 博物館
Busan, Dongnae-gu, Boksan-dong, Bokcheon-ro, 63
さて、続いては福泉(ボクチョン)博物館です。
ここは宗公壇からは少し離れていて徒歩15分程かかります。
博物館の周辺では上の写真を撮影することができました。
東莱邑城 歴史館
博物館から少し歩くと東莱邑城歴史館に到着します。
中にはちょっとした展示物がありました。
東莱邑城 北門
そして最終目的地の『東莱邑城 北門:釜山広域市記念物第5号』に到着しました。
北門から城壁が続いています。
こちらはフォトゾーンに指定されており、城壁をバックに写真を撮るのがとても人気だそうです。
食事の時間を除いて『東莱邑城プリギル(ピンクコース)』 はここまで約一時間のコースでした。
忠烈祠 (4号線忠烈祠駅)
最後に忠烈祠(チュンリョルサ)を紹介します。
こちらは地下鉄4号線の寿安(スアン)駅から2つ東にある忠烈祠駅が最寄り駅になります。
これまで紹介した東莱邑城プリギル(ピンクコース)からは離れた所にあるのでご注意ください。
こちらの『忠烈祠:釜山広域市有形文化財第7号』 は地下鉄4号線 忠烈祠駅の1番出口を出てすぐのところにあります。
忠烈祠には豊臣 秀吉の朝鮮出兵の際に日本軍と戦いで命を落とした戦死者が祀られています。
私が訪れた日は5月25日だったのですが、この日は忠烈祠で毎年記念式典が行われている日だったということを後から知りました。
私は歴史に非常に疎いのですが、今回の東莱探訪で改めて日本と韓国の歴史について学ぶ機会となりました。
東莱には比較的狭いエリアに文化財が集中しており散策しやすいので、みなさんも東莱で釜山の歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
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